VLDBという有名な国際会議の論文をみんなで分担して読み、丸一日かけて紹介しあうというイベントがあった。2009年度の論文を紹介するのでVLDB2009勉強会。 関西で30人強、関東で10人強の参加者があり、二会場を遠隔会議システムで結んで開催された。 100本以上の論文を一日で紹介するのである。 一本につき3分。資料作成にかかる時間と発表の時間を比較すると悲しくなるが、必然的に密度の高い発表にはなる。皆、研究のハイライトを紹介しようとするので、聞く時の効率は良い。 自分の研究とは全然関係ない論文も多いが、それでも今データベース分野でどんな研究が行われているかの概略を掴むのは面白かった。 大規模な輪講のようなものだが、一日でやってしまうという所が独特で、新しいジャンルのイベントだと思う。 これは他の分野で行っても面白いのではないかと思った。データベースコミュニティのように人の繋がりが濃い分