金色が球形ネオジム磁石、銀色が鉄球です。どちらも直径10mmです。ネオジム磁石も鉄球も、東急ハンズで入手しました。レールはアルミアングル(9mm幅)を利用するのが簡単です。今回はルーレットを、ベニヤで作ってみました。 金色のネオジム磁石(A)に向かってゆっくり転がる鉄球は、磁石に近づくと、その強力な磁場によって加速されてぶつかります。列の反対側の鉄球(B)は磁石からの距離が遠く、弱い磁力で引き止められているだけなので、加速されてぶつかった鉄球の運動エネルギーによってはじき出されてしまうのです。 パッと見ただけでは運動量保存の法則を無視しているようで、とてもビックリしてしまうのですが、よく見るとちゃんと法則は成り立っています。打ち出された鉄球とは逆の方向に、残された鉄球の列が反跳しているのです。
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