続いてメールを操作してみる。最初にメールを起動すると,アカウントの登録が要求される。Palm Preでは「Gmail」,米Yahoo! Inc.の「Yahoo! Mail」,米Microsoft Corp.の「Windows Live Hotmail」が使えるというので,まずはGmailのアカウント情報を登録した。 登録自体は簡単で,アカウント名と利用しているパスワードを入力するだけだ。これで自動的にメール・ボックスを更新し,電子メールが使えるようになる。ただ残念ながら,日本語で書かれたタイトルと内容は文字化けしてしまい,とても読める状態ではない。さすがに最近開発されたOSで国際化を全く考えずに実装しているとは考えがたいので,想定していないエンコーディングで送られてきているのではないかと考えられる。 実際,よく見てみると一部は日本語が正しく表示されているものもある。本文がHTMLメールで記
テスト場所の電波状態が,見たところあまりよろしくない。そこで手元の無線LANに接続させてみた。Gesture Areaに触れてから画面に向かって指を動かし,Launcherを起動する。しかしLauncherのなかには設定のアイコンがなく,すぐにたどり着けなかった。しかたがないので,ほんの数ページしかない説明書を読み,右上隅をタップすると設定できることがわかる。無線LANの設定には暗号化キーワードの入力はあるが,暗号化方式の指定などはない。このあたりはiPhoneやAndroidと同様で,自動的に識別してくれる。 続いてWebブラウザーを起動してみる。Webブラウザーやメールなど主要アプリケーションは,Launcherを呼び出さなくてもホーム画面にアイコンが用意されているので,それをタップすればよい。WebブラウザーはWebKitをレンダリング・エンジンに採用しているが,最新版のApple社
米Palm Inc.の「Palm Pre」が,2009年6月6日に発売された。米Apple Inc.の「iPhone OS」や米Google Inc.の「Android」に続く,タッチ操作を前提としたスマートフォン向けの新OS「Palm webOS」を搭載している点が最大の特徴と言える。 我々は今回,Palm webOSの操作性やユーザビリティを評価するため,Palm Preを早速購入した。購入場所はカリフォルニア州Milpitas市にある,米Sprint Nextel社の公式店舗(Sprint Store)である。10時の開店前には,数十人の列ができていた。 並んでいた購入者に話を聞いたところ,Sprint社の利用者が多かった。Palm Preは,Sprint社としては初めての,タッチ操作を中心とした新世代スマートフォンと言えるからである。iPhoneは米AT&T Corp.,Andro
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