28日、福岡県内で電線から火花が出るトラブルが相次ぎ、九州電力は、先週の台風で、古くなった電線に塩分などが付着し雨でショートしたと見て、切れた電線を見つけた場合は触らずに連絡するよう呼びかけています。 九州電力によりますと、こうしたトラブルは昼までに把握されただけで90件に上り、さらに増える見込みだということです。 福岡市中央区大濠の住宅地では切れた電線が道路に垂れ下がり、消防署員が道路脇に固定する作業を行いました。 これまでのところ、けが人や建物への延焼はないということです。 九州電力は、先週の台風21号による強風で、古くなった電線に海から運ばれてきた塩分などが付着し、さらに台風22号で降り出した雨でショートしたのではないかと見ています。 九州電力は復旧作業を進めるとともに、切れた電線を見つけた場合は触らずに九州電力の営業所などに連絡するよう呼びかけています。
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