大塚氏は民俗学出身だったのか! (柳田は民俗学の姿勢を「内省」としているので 大塚氏の視点にやっと納得ができた) しかも、柳田が「常民」としていたものに対する 異物として「少女」を見出したのが大塚英志だったのだ。 これは面白いなぁ。 彼が「少女」というものを民俗学側から どのように定義していたのか 読んでみよう。この本『少女民俗学』のP18~ 1)少女は近代社会が産み落とした存在である。 2)近代以前、少女はいなかった。 3)それまでは性的に未成熟な女性か、成熟した女性かの二項対立だった。 4)ところが近代社会になると「女学校」ができて、 (コメント:このあたりの空気は井上章一が研究していた記憶がある) 初潮をむかえても、「とりあえずそのまま」の時期が出来た。 初潮→とりあえずそのまま→女学校で商品価値を高める→結婚 という流れができて「とりあえずそのまま」が少女と呼ばれた。 (コメント:
![THE SECRET DIARY OF RIEKO NAITO: 大塚英志『少女民俗学』(光文社)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb747a11384d6898a68dd1583f916b170aef786d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2F3.bp.blogspot.com%2F-MZllvhaxByI%2FUUU7S1WtgSI%2FAAAAAAAAQOw%2F_1IKKlWBkuQ%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2F2013-03-17%2B12.28.02.jpg)