マジック:ザ・ギャザリングのトップ・プレイヤーであり、現在はTCGのデザイナーであった石田格さんが急逝されたそうです。ご冥福をお祈りいたします。 私がマジックの現場を離れて10年、ここ数年は全くご縁がありませんでしたので、最近の彼について語ることはできませんが、90年代の思い出を少しだけ。当時の彼は「いたる」「いたっち」と呼ばれていました。大学生や社会人の多かったマジック草創期の東京の中で、高校生として登場したことで皆に可愛がられていました。 マジックの日本語化が始まった頃、彼は最強の高校生として注目され、ぐんぐんと伸びていき、内外のトーナメントで戦績を積み重ねていきました。獨協四天王と言われました。 強かった。本当に強かった。 石田氏は日本チャンピオンというタイトルこそありませんでしたが、グランプリや予選で次々と好成績を上げ、その才能は、当時を知るプレイヤーであれば、誰もが一目置くもので
![訃報:石田格氏 - 黒い森の祠](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cff919f912958778c694cdbd7d78bc391303c18e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsuzakugames.cocolog-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)