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ブックマーク / takedanet.com (2)

  • 武田邦彦 (中部大学): 御嶽山噴火事件(4) 腐っているかどうか判らなかったから弁当を売った?

    「ontake4__20141004937.mp3」をダウンロード 「1000のお弁当の注文を受け、作っているうちに少し臭い匂いがしたけれど、腐っているかどうかまでは判らなかった。お弁当を持っていかないとみんなはお腹が減るし、売上も減ってしまう」と中毒で47人の死亡者を出し、16名がまだ生死の境をさまよっている時に、弁当会社の社長はそういった。 このようなことは現代の日では「仕方がないこと」なのだろうか、「犯罪」なのか? 確かにお弁当を作っている時にそのお弁当をべたら中毒になるかどうかを見分けるのはむつかしい。材が運ばれてきてそれを詰めて持って行くまでに「分析」などをしている時間はない。わずかな臭いがしたからといって、普通は大丈夫だ。経験的にもそうだ。 だから、弁当を売って47人が中毒で死亡しても「仕方がない」とはならない。しかも、お弁当をべる人が少し不安になって、「大丈

  • 武田邦彦 (中部大学): 御嶽山噴火事件(3) 「予知できるか」が問題ではない。「予知した」のが問題。

    「ontake3__201410021049.mp3」をダウンロード 御嶽山の事件は「亡くなった人、そのご家族」の気持ちになって謝り、報道するのが基と思う。 御嶽山の噴火事故に対して、テレビなどでいわゆる「専門家」(この専門家と呼ばれる人たちの多くは専門家の意味が分かっていない)が「火山の噴火は予知できない。少ないデータでレベル2に上げることはできない」と盛んに言っている。 私も先日、テレビ解説をしたらテレビ局が「予知はできるのか?」という質問がフリップ(テレビの時に紙芝居のように使う掲示板のようなもの)に書かれていたので、「予知できるかどうかより、予知できないのになぜ予知したのかが問題です。予知できないのに予知したということになると、無責任ということもわかります」と言った。 21世紀に入って、火山の危険性を具体的に表示しなければいけないということになり、それまでの「活火山、休火山、死

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