1997年に登場した団体専用ジョイフルトレインの「華」。 当時の団体車両はお座敷列車の需要がたいへん高く、首都圏だけでも客車の「なごやか」「江戸」、電車の「宴」の3本を有していました。 そのうち、「なごやか」は車両の老朽化が酷く進んでいたため、「なごやか」の後継として新しいお座敷電車が製造され、それが「華」です。 車内は「掘り炬燵」式のお座敷仕様とし、楽に腰掛けることができることで誰にでも快適な列車の旅が楽しめるようになっています。 基本的には団体専用の車両ですが、観光シーズンにはJR東日本管内の臨時お座敷快速電車として運転され、指定券が一般販売されます。