リンクをコピー 先日「異界談義」という本を読みました。 その中に 山田慎也氏(葬儀と葬儀屋さんに詳しい学者さんです)の 「亡き人を想うー遺影写真の誕生」 という文章がありました。 これによると遺影のルーツは 江戸時代の死絵(亡くなった歌舞伎役者を描いた浮世絵) だそうです。 ただ肉親を対象とするという意味での遺影のルーツは 西南戦争のころの肖像写真にあるようです。 以前、こんな記事を目にしました。 みうらじゅん 両親の遺影を撮る「イェ~イ旅行」を提案する みうらじゅんはただ「イェーイ写真」って 言いたいだけだと思うんですが(^^;) 過去に「親孝行プレイ」って本を出されているので、これの発展系なんでしょうね。 前述した 西南戦争のときは死を前にした軍人の間で 写真を撮ることが流行したらしいです。 その後、日清戦争の時は 戦死者の遺影写真が雑誌に掲載されていたとのこと。 亡くなる前に遺影写真