アートが死ぬとき・生きるとき“創造的な問い”が人を動かす 市原えつこ、石橋友也、ドミニク・チェン 鼎談<後編> ネットとリアルの境がなくなり、“ポストインターネット時代”といわれる昨今、私たちの住む世界の“当たり前”は大きく変わり、新しい学術領域や表現手段が数多く誕生しています。 早稲田大学でも、そんな時代に対応した、広領域的・学融合的アプローチを実践する文化構想学部が誕生して今年で10年。アート領域で活躍する卒業生も増えつつある中、今回の特集では、「文化庁メディア芸術祭」にも入選した、メディアアーティストの市原えつこさん、広告業界にも身を置きながら、バイオアートを中心にアート活動を行う石橋友也さん、そして2017年4月より文化構想学部で教鞭(きょうべん)を執る情報学博士のドミニク・チェンさんにご登場いただきます。 後編では、アートの社会的役割の変化から見えてくる「別々のものをつなげる術」