カリフォルニア大学とのコラボレーションで進める新しい研究プロジェクトが発表された。量子ビットを工学的観点からも研究する。 ちなみに量子コンピューター開発の現状については、こちらの記事でも紹介している。lightpoet / Shutterstock.com グーグルは、人工知能の分野で使用するための量子プロセッサーをつくる目的で、新しい研究プロジェクトを立ち上げる準備ができている。 グーグルのエンジニアリング部門のディレクター、ハルトムート・ネーフェンは、物理学者ジョン・マルティニスの率いるチームが、超伝導物質に基にした新しい量子プロセッサーの研究を始めることをブログで発表した。 カリフォルニア大学サンタバーバラ校において、マルティニスは、この数カ月で、超伝導に基づく電子部品の構築において大きな進展を成し遂げた。そして最近、「量子情報の制御と加工における先駆的な進歩」によってフリッツ・ロン