<G大阪0−0新潟>G大阪の苦しい現状を物語る、強烈な造反だった。後半10分から途中出場しながら、流れに乗れないFWペドロ・ジュニオールが後半34分に途中交代を命じられる。すると、プライドを傷つけられた背番号11は西野監督に向かって怒りをブチまけた。着ていたユニホームを投げ捨てると、右手を振りかざしながら指揮官に不満の言葉を吐き捨てる。ベンチに脇目も振らずロッカールームへ退き、室内のベンチを蹴るなどして怒りを爆発させたという。 今後、事態が深刻化する恐れもある。試合後にペドロの造反について問われた西野監督は「見ていなかった」とひと言。ただ「(交代は)ミスキャスト。先発で出られないという部分をプレーで爆発させてほしい期待があったが、そのモチベーションも違ったんだと思う」と言い放った。 目に余る行為に出たペドロに対して、指揮官はきょう21日に出発するACL1次リーグ・SAFFC戦(23日、