ついに今週末から、「坂の上の雲」のドラマ化作品が、NHKで放送されるらしいですね。こんな時ばかりは海外暮らしの身が恨めしくなります。(香川クン演じるところの正岡子規が一番観たい。) 「所詮民族は歴史の所産である。」と喝破したのは、歴史学の巨人、宮崎市定さんですが、幕末から明治・日露戦争にかけての、いわゆる近代日本の黎明期のストーリーは、日本民族が共有する大切な一大民族ロマンでしょう。 歴史を共有することが民族としてのアイデンティティーの根本にあるのであれば、なぜ異なる民族間において歴史認識を共有させよう、共通の歴史教科書を作ろうなんていう不毛な試みをしているのか。私は愚かなことだとおもうのですが。 閑話休題、言帰正伝。 幕末・明治の歴史は現代の我々にとっては身近です。そのためか憂国の士を気取る輩は短絡的に 「今の世に、海舟、西郷、桂、大久保、龍馬...ありせば...」 などと天を仰いで慨嘆
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