パナソニックや東芝その他、リチウムイオン電池のメーカーが、開発予定を繰り上げて家庭でも使えるバックアップ用の蓄電池システムを商品化して売り出した。家電製品店でも販売を開始したと報じられている。日本でもっとも人口密度が高い東京で、この夏に向けて心配される停電への備えに、安いものではないが保険として購入を決める人が多くなるだろう。停電していない、そして全体の需要が低くなっているときに充電しておけば、停電したときにも、空調機は無理としても、照明や冷蔵庫などを使用することはできる。安心料としての数十万円。今回のような電力の逼迫がなければこのような市場は生まれなかったのは確かだ。この需要は関東、東北だけでなく、日本全体に生まれると思う。電気が途絶するときのリスクを誰もが具体的なものとして考えるようになったからだ。 燃料電池や家庭用・業務用ガスエンジン発電機は、停電時には一緒に止まってしまうので、使え
サイトマップ ★全記事一覧 ★管理用 2011.04.14 (Thu) 福島第一原発は、チクタクと時を刻む時限爆弾 『デモクラシー・ナウ(Democracy Now)』というNYのニュース・メディアが、日系3世のニューヨーク市立大学シティカレッジ物理学部教授加來道雄(かく みちお氏をゲストに招いて福島第一原発についてインタビューをした。福島第一原発で実際に何が起こっているのか、そして、これからどうなるのか、というのは、誰もが興味をもっていることだと思うが、加來教授が、最悪の事態を含めて、誰にでもわかるように説明して下さった。 Expert: Despite Japanese Gov’t Claims of Decreasing Radiation, Fukushima a "Ticking Time Bomb" 日本政府は、原発事故評価が最高レベル7に上がった危機にもかかわらず、福島第一原
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2011年3月11日の東日本大震災と、その後の福島第一原子力発電所の大事故は、直接的な主要被災地でない首都圏での大規模停電、大電力不足を発生させた。量的不足という意味では、1970年代の2回の石油危機時を上回るエネルギー危機である。 直接の被災地である東北の復旧、復興も今後の長期的大事業だが、首都圏の電力不足解消も短期的な復旧は不可能で、しかも中長期的に、これまでのエネルギー体制や論議を根底から覆すことになるだろう。 今回から3回にわたって、エネルギー源構成が今後どう変わっていきそうか、それによって国際情勢がどう変化しそうなのか、エネルギー関連業界がどう変化し、どのようなビジネスチャンスが生まれそうなのか述べたい。今回は、エネルギー源構成が、
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