フリーランスのサイエンスライター。1970年生。愛媛県宇和島市出身。1993年に広島大学理学部地質学科卒業。同年、NHKにディレクターとして入局。教育番組、芸能系生放送番組、ポップな科学番組等の制作に従事する。1997年8月末日退職。フリーライターになる。現在、科学技術分野全般を対象に取材執筆を行う。特に脳科学、ロボティクス、インターフェースデザイン分野。研究者インタビューを得意とする。 使えるロボットを作れば使ってもらえる「わけではない」 ちょっとおかしな話だが「ロボットが普及した社会の様子、その風景を想像せよ」と言われたら、だいたいの人が同じような風景を思い描くのではないだろうか。つまり、ロボットが普及した社会の「ゴール」自体は、実は多くの人のあいだで漠然と共有されている。だが実際にロボットが普及するためには一定のステップを踏む必要があるし、そのステップが、開発者側とユーザー、ひいては
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