4月13日、ロンドン動物学協会は、オーストラリアに生息するカクレガメ(メアリー・リバー・タートル)を、絶滅危惧爬虫類リストの29番目に加えた。写真は2008年にソーシャルメディアに掲載された写真(2018年 ロイター/Chris Van Wyk) [シドニー 13日 ロイター] - ロンドン動物学協会(ZSL)は、オーストラリアに生息するカクレガメ(メアリー・リバー・タートル)を、絶滅危惧爬虫類リストの29番目に加えた。
オーストラリア東部の深海にある深いくぼみ部分で、科学者たちが奇妙な深海生物を多数発見しました。これまで深海の調査は技術的な側面により長い間制限されていたので、多くの深海生物は科学者たちが見たこともないものばかりだそうです。その中でも特に「顔がない不気味な魚」や「どこからどう見てもペニスにしか見えない生物」などの写真が世界中に衝撃を与えました。 Peculiar sea creatures found in deep Australian abyss http://www.ibtimes.co.uk/peculiar-group-sea-creatures-discovered-deep-australian-abyss-includes-zombie-worm-sea-pig-1626606 Expedition to deep Australian Abyss reveals bizar
インドネシアで発見された新種の哺乳類「ブタバナラット」(撮影日不明、2015年10月6日提供)。(c)AFP/MUSEUM VICTORIA 【10月7日 AFP】インドネシアで調査を行っていた研究チームが、「ブタバナラット」と呼ばれる新種のげっ歯動物を発見した。名は体を表すこの生物の特徴は、科学者らが初めて目にするものだという。 インドネシア、オーストラリア、米国の科学者からなる研究チームが、インドネシア中部スラウェシ(Sulawesi)島北部の人里離れた山岳森林地帯を地元村民らの案内で探索し、発見した。 調査に参加した豪メルボルン(Melbourne)のビクトリア博物館(Museum Victoria)が6日に発表した声明によると、このネズミ(学名:Hyorhinomys stuempkei)は、大きくて平たいピンク色の鼻、非常に大きな耳、小さな口、長い前歯などを持っており、鼻孔がブタ
ヒマラヤ山脈東部の地域で発見された新種の「歩く」スネークヘッドフィッシュ。世界自然保護基金が公開(2015年10月6日公開)。(c)AFP/WWF/HENNING STRACK HANSEN 【10月6日 AFP】世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は、ヒマラヤ山脈(Himalayas)東部の地域でここ数年、雨が降るとくしゃみをするサルや「歩く」魚など、新種の生物211種が発見されたとする報告書を発表した。 WWFは、ブータンからインド北東部、ネパール、ミャンマー北部、チベット南部に至る地域で科学者らが発見した野生生物に関する調査をまとめた。生態学的に影響を受けやすいこの地域が直面している脅威について認識を高めることが目的。 この200以上の種には、WWFが青色の「walking snakehead fish(歩くスネークヘッドフィッシュ)」と称する、大気中で
生物が生きていくためには水や酸素などとともに「食料」が不可欠ですが、電気を「食べる」ことで生命を維持できる微生物が発見されています。 Meet the electric life forms that live on pure energy - New Scientist https://www.newscientist.com/article/dn25894-meet-the-electric-life-forms-that-live-on-pure-energy/ 人間に限らず多くの生物は、食料と水と酸素を消費しながら生きています。例えば、エネルギー源として摂取した砂糖は化学的に分解されて酸素と反応させることでエネルギーを取り出しますが、このメカズムは「電気(電子)を酸素に受け渡す」ということを意味しています。つまり、「食べる」という行為は、途中でアデノシン三リン酸(ATP)というエネ
「Hungry Hungry Hippos」(4頭のカバが餌を取り合うおもちゃ)という言葉に、新しい意味が加わった。カバの共食いを示すほぼ初めての事例を、科学者が発表したのだ。 腐りかけたカバの死体を食べるカバ。クルーガー国立公園にて、2014年4月25日撮影(PHOTOGRAPH BY LEEJIAH DORWARD) 保全生物学者リージア・ドーワードは2014年、南アフリカのクルーガー国立公園で、水につかったカバの死体を、別のカバが食べているシーンに遭遇した。「驚きの光景でした。そんなこと(カバの共食い)は、前代未聞でしたから」と英国オックスフォード大学の博士課程で学ぶドーワードは振り返る。 ドーワードはロンドンに戻り、文献を調査した。その結果、1999年に一度だけ、S・キース・エルトリンガムがカバの共食いを記述していたことを発見する。通常は草食と考えられているカバだが、それ以前にも肉
北海道斜里町の海岸で絶滅のおそれがある貴重なキノコ「アカダマスッポンタケ」が見つかりました。 絶滅危惧種に指定されているアカダマスッポンタケはヨーロッパやアメリカの砂浜などに自生していて、国内では、東京や新潟で見つかったという記録がありますが、標本が残っておらず、専門家によりますと、現在、自生しているのは北海道石狩市の1か所だけだということです。 ことし8月、斜里町の海岸で地元の人がかさの部分が黒い長さ15センチほどのキノコが自生しているのを見つけ、地元の博物館に届け出ました。 博物館から依頼を受けたキノコの生態に詳しい千葉科学大学の糟谷大河講師がDNA鑑定を行ったところ、アカダマスッポンタケと確認されたということです。 今回の発見について糟谷講師は「日本各地の砂浜が減っている中北海道には広大な砂浜が分布しているのでさらに自生地が見つかる可能性がある」と話しています。
昨日の萩博ブログで紹介したベンテンウオ(全長47cm)。 一見、ふつうにいそうな魚に見えますが、ある部分を動かすと、とんでもない姿に豹変! ・・・その瞬間をお披露目する時がやってきました。 もう死んでいるので、もちろんこの魚が自分からどこかの部分を動かすことはありません。しかし、背中に目をやると背中全体に沿って細い溝が・・・ その溝は、開いてみると深さ1cmもありそう。魚の体高が10.3cmなので、かなりの深さ。その溝をのぞいてみると、黒いシートのような物体が折りたたまれて収納されていたのです! 私は、その物体をおそるおそる引っぱりだしてみました・・・ その黒いシートのような物体は、アコーディオンが広がるかのように、ズルズルとのびて出てきます。 まだまだ止まりません。引っぱっても引っぱっても出てきます。 いったい、どこまで広がるのか!? ついにこんなにも展開! 体高10cmあまりのベンテン
ダーウィンの進化論だけでは説明がつかない、むしろインテリジェント・デザイン説もあながち間違っていないかも?と思ってしまうほど、見事に色づいたり予想外の配色をもった動物たちの写真に、むしろこっちの方が色めきだってしまったよ。 捕食の為、天敵に襲われない為の擬態で説明がつくものもあるけど、中には「どうしてそんな色に?」ってやつもある。また、一定の確率で発生する異端によるものもある。 1.ハイイロクビワヘビ(リーガルリングネックスネーク) 大きさは50㎝ほど。アメリカ大陸の暖かいところに生息している。毒を持っているが小さいヘビなので人間には害はない。 2.ミノバト(ニコバルバト) 体長約40cmと大型のハトで、首から背にかけて蓑のような羽を持っていることからその名が付いた。近年のDNA分析の結果、ハト科の中でも17世紀末に絶滅したドードーに最も近縁の鳥であることが明らかとなった。インド領のニコバ
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ふわふわで癒される、といった類のものではない。猛毒であるにもかかわらず、ついつい触らずにはいられないふさふさの毛虫が大発生している可能性があり、アメリカ東部の人々が病院に担ぎ込まれているというのだ。 フロリダ大学の昆虫学者ドン・ホール(Don Hall)氏によると、プス・キャタピラーという名前は可愛らしいネコ(puss)に似ていることからついたものだ。一見、柔らかそうに見えるが、外側のふさふさした毛の下には猛毒を持つ小さなトゲが隠れていて、これが人の皮膚に突き刺さる。 「プス・キャタピラーのトゲはハチの針のような触覚だが、もっとやっかいだ。刺さると同時に痛み出し、たちまち痛みがひどくなる。骨まで達することさえあるほどだ」とホール氏は説明する。 「体のどの部分に刺さったのか、どれくらい多くのトゲが皮膚に入り込んだのかによって、痛みの度合いは変わってくる。手を刺された人たちの話によると、
現在、生物学、地質学、考古学などに関する海洋研究を世界中の海を回りながら行っている探査船ノーチラス号。そこに乗船している研究者らはメキシコ湾での深海調査で奇妙な生物を発見し撮影に成功したようだ。 無人探査船ヘラクレスが撮影した映像には、なにやら前後で別の生物のようにもみえる奇妙な形をしたこの生物が映されていた。研究者らによると、今回発見したのは深海に生息する『クダクラゲ』の仲間。 発見された際、研究者らも「信じられない!」、「素晴らしい」、「私は狂うほどこの生き物が好き!」など驚きを隠せない様子だ。 ▽動画 この生物の名前は不明。恐らく今後この映像を元に解析され、新種として論文に記載される日が来るかもしれない。 クダクラゲ目の仲間で非常に有名な生き物が「カツオノエボシ」。クダクラゲの仲間は実は一つの生物ではなくヒドロ虫が多数集まって群体を形成したもの。そして、中には非常に強い毒を持つもの
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筑波大学の研究最前線へ - TSUKUBA JOURNAL
アメリカ合衆国ルイジアナ州バトンルージュにあるルイジアナ州立大学は、インディアナ州南部の洞窟において、新種の洞窟魚が発見されたことを発表した。 インディアナ州の洞窟で発見された魚の名前は「Amblyopsis hoosieri」。今回、オープンアクセスジャーナルのZooKeysにその論文が掲載された。 ▼標本 ▼透明標本 ▼イラスト Amblyopsis hoosieriの体長は6〜8cm。アメリカ合衆国南部に限局して分布するドウクツギョ科の仲間だ。目は退化し、暗闇に包まれた洞窟内での生活に適応している。 体色は口を含めてピンクがかった白色をしており、ヒレは透明である。注目すべきは頭の後ろに肛門があるとのこと。しかし、その場所については画像からはいまいち把握することができない。 [via:ZooKeys] ▼ドウクツギョ科の魚とは、 サケスズキ目に所属する魚類の分類群の一つ。その多くは
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後背位で♂に挿入する♀ (ScienceShot: Females Sport Penises in Genital-Swapped Insects) タイトルが全てを表していますね。論文の内容を一問一答方式でどうぞ。 雌が挿入する形態の生殖を取る虫について Q.この虫は何処にいるの? A.ブラジルの非常に乾燥した洞窟にいます Q.この虫の名前は? A.トリカヘチャタテです。咀顎目チャタテムシの一種。 Q.トリカヘチャタテって変な名前ですね A.「平安時代の宮中を舞台に、姉弟が性別を入れ替えて暮らす様を書いた「とりかへばや物語」からとってトリカへチャタテと名づけた」とのこと。 Cool JAPAN!!! Q.この虫の大きさは? A.大人で体長2.7~3.7mmです Q.信じられないので性器を拡大して下さい A.下図参照 Q.情熱的なSEXをするんですか? A.トリカヘチャタテの交尾時間は約
イモムシ型の両生類であるアシナシイモリの新種が仏領ギアナの熱帯雨林で発見された。 この種は Microcaecilia dermatophaga(「皮膚を食べる小型のアシナシイモリ」の意)と命名された。幼体が母親の皮膚を剥がして食べるという習性にちなむ。母親は幼体の発達のこの時期に脂肪分の多い特別な皮膚層を形成するため、皮膚を食べられても傷を負うことはない。成体のアシナシイモリはシロアリやミミズを食べ、生涯のほとんどを熱帯の土の中や落葉層の中で過ごす。 Microcaecilia dermatophaga. の成体。Wilkinson et al. (2013)より。 「今回発見された種も皮膚食を行うが、重要なのはこれまで発見されている皮膚食を行うアシナシイモリとこの種は遠縁だということで、つまり皮膚食はアシナシイモリ類の祖先的形質だと考えられる」と、論文の共同執筆者の一人であるハーバード
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