食糧難が世界中で叫ばれる現代、肉に代わるタンパク質として昆虫食が注目されています。そんな昆虫食を普及させる可能性を秘めた装置が開発されました。 今回は、食用ウジ虫をキッチンで育てられる家庭用ハエ養殖装置「Farm 432」をご紹介します。 この家庭用ハエ養殖装置「Farm 432」は、食用ウジ虫を簡単に養殖できる画期的装置。開発したのは、ウィーン応用芸術大学で工業デザインを学んだオーストリア人デザイナーのカタリーナ・アンガーさん。 「Farm 432」は、肉に代わるタンパク質として注目されている昆虫食を推し進めるために開発されました。 キッチンにハエというと誰もが忌み嫌う組み合わせですが、実はハエは非常に優れた食べ物でもあります。ハエの幼虫のウジの体は、その42%がタンパク質で構成されており、その後か、カルシウムやアミノさんなどの栄養が豊富に含まれています。 この「Farm 432」を使え