ドイツ・ベルリン(Berlin)にあるベルリンの壁(Berlin Wall)の「イースト・サイド・ギャラリー(East Side Gallery)」と呼ばれる部分の撤去に抗議するために集まった人々と対峙(たいじ)する警察官ら(2013年3月1日撮影)。(c)AFP/ODD ANDERSEN 【3月2日 AFP】30年近くにわたり抑圧のシンボルとして嫌悪されてきたベルリンの壁(Berlin Wall)が1日、再び怒りの抗議を引き起こした。新たな住宅地開発計画により、現存する中で最長の壁の撤去作業が開始されたためだ。抗議に集まった老若男女約200人と壁の間には、警察官がいかめしい顔つきで立ちふさがった。 「ベルリンは自らとその歴史を売ろうとしている」「ベルリンの売り渡し」などと書かれたプラカードを掲げ集まったデモ参加者らは、「われわれの壁を残せ」との痛切な声を口々に叫んだ。「この壁は文化的遺産
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