ケニア・マリンディ(Malindi)沖で発見されたシーラカンスを調べるケニア国立博物館の研究員ら(2001年11月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIMON MAINA 【4月18日 AFP】「生きた化石」と称される深海魚シーラカンスのゲノム(全遺伝情報)を解読し、シーラカンスが数億年もの間ほとんど進化していないことを国際研究チームが突き止め、研究の成果を17日付の英科学誌ネイチャー(Nature)で発表した。発見は太古の時代に魚類が初めて陸に上がった過程の解明につながると期待される。 チームがシーラカンスについて、ほぼ人間と同じ30億のDNAコードを調べたところ、数十億年を経ても遺伝子レベルでの変化が驚くほど少ないことが分かった。同様の研究対象としては、最も芳しい成果が得られた種だという。 研究に参加した米ブロード研究所(Broad Institute)のジェシカ・アルフォルディ(
超高層ビルは巨大地震にどこまで耐えられるのか――。 京都大学などは今年、実物の3分の1の大きさのビルを造り、国内にある世界最大の震動実験施設で崩壊するまで揺らす実験を行う。巨大地震に特有の揺れに対する超高層ビルの強度については不明な点が多く、これが初めてのデータ収集になる。実験には大手ゼネコンなど6社も参加し、実験結果を耐震設計などに役立てる。 建築基準法に基づく告示では、高さが60メートルを超える建物を超高層建築物(超高層ビル)と定めている。超高層ビルは、地震による小刻みな揺れには強いが、巨大地震で発生する長周期地震動で大きく揺れやすい。今回の実験データは、コンピューター・シミュレーション(模擬実験)による強度予測の精度を高めることにも役立つという。 実験は今年末、兵庫県三木市にある独立行政法人防災科学技術研究所の「実大三次元震動破壊実験施設(E―ディフェンス)」で行う。建物を載せる震動
香港(CNN) 2012年に見つかった悪意のあるソフトや不正プログラムなどの「マルウエア」の95%近くが、グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載した端末を狙ったものだったことが18日までに分かった。モバイル向けセキュリティーアプリを開発しているNQモバイル社が明らかにした。 NQモバイルの報告書によれば、モバイル端末がマルウエアに感染している率が最も高い国は中国で、感染率は25.5%。これにインド(19.4%)、ロシア(17.9%)、米国(9.8%)、サウジサラビア(9.6%)が続いた。 NQモバイルの推計によれば、12年にマルウエアに感染したアンドロイド端末の数は約3300万台で、前年の3倍に跳ね上がったという。 NQモバイルのオマル・カーン共同最高経営責任者(CEO)はCNNの取材に対し、「(アンドロイドは)非常にオープンであるため、悪者にもそのオープンさを利用して悪意のあ
(CNN) 米テキサス州ウェイコ近郊の肥料工場で現地時間17日夜に大きな爆発があり、当局の発表によれば2人が死亡した。 市の危機管理の責任者を務めるジョージ・スミス氏は、「緊急医療チームの2人が死亡したことを確認した。消防士3人も死亡している可能性がある」と語った。同氏によれば、死者は最大で70人に達する恐れがあるという。 爆発は現地時間の午後7時50分ごろに発生した。現場をとらえた写真には、建物の屋根から巨大な炎が噴き出し、煙が上空に立ち上る様子が写っている。 スミス氏によれば、半径2ブロックの建物が破壊されたという。10~15の建物が破壊され、約50の建物が被害を受けた。 工場の別のタンクも爆発する危険性があるとして住民が避難を行っている。
99歳の社会人聴講生として桃山学院大学(大阪府和泉市)に通学してきた村川信勝さん=大阪市東成区=が、4月からの新学期も2科目選択し、7年目の聴講生として通学を続けることになった。今年中に100歳という節目を迎えるが、「頑張らなしゃあない」と学習意欲はさらに旺盛だ。肺炎で入院、リハビリで4月に間に合わせた 「ここ(大学)に来ると思ったら、前の日から気持ちがしゃんとしている」。1月、大阪総合面の「まちかど人間録」で紹介したとき以来、約3カ月ぶりに再会した村川さんは、勉強道具の入ったリュックを背負った若々しいかっこう。つえをついているものの、しっかりした足取りだ。 今学期に選択したのは「国際政治事情研究」と「東南アジア近現代史」の2科目。兵士として太平洋戦争を経験しており、外交や国際関係は最も関心のある分野だという。 実は、1月中旬から2月末にかけて肺炎で入院した。「家で3べんも血を吐いて、ふう
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