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2015年2月8日のブックマーク (2件)

  • 創薬に求められる構造~sp3炭素の重要性~ | Chem-Station (ケムステ)

    見て頂ければ分かる通り、ピリジン誘導体(左)はすべて平面性が高く、3次元方向への構造多様性はありません。一方、ピペリジン誘導体(右)は、3次元方向への構造多様性が大きく広がっていることがわかります。つまり、化合物に3次元的に構造の広がりを持たせた方が、化合物が薬になる確率が高くなることを論文は伝えています。平面性が高い化合物は、結晶性が良すぎたり、脂溶性があがったり、溶解性が低かったりと色々と化合物を展開する上で苦労します。平面性に関しては「芳香環の数」という観点から、創薬上問題となる様々なパラメーターに関する報告が同時期になされており、医薬骨格中の芳香環の数が多くなることに警鐘が鳴らされています(Fig3) 3。 しかし、ぺったんこ系の化合物でも薬になったものもあり、この知見にも例外があることを忘れてはなりません。 さらに平面的構造式のみでは不十分とされる近年の例として、化合物のsha

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    bean_hero 2015/02/08
    芳香環が5個くらい連続した化合物を作って、薬理担当者から「岩石のように溶けない、評価は無理」みたいな事を言われた人を見たことが
  • PET樹脂を非食用バイオマスから製造 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    バイオマス利用に新しい可能性が生まれた。ポリエステル繊維やペットボトルとして身近なプラスチックのポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)の原料であるテレフタル酸を、用に適さない非用バイオマス資源から簡便に生産する新しい方法を、群馬大学大学院理工学府の橘熊野(たちばな ゆや)助教と大学院生の木村沙織(きむら さおり)さん、粕谷健一(かすや けんいち)教授が開発した。2月4日付の英オンライン科学誌サイエンティックリポーツに発表した。 PET樹脂は容器包装材料や繊維材料として大量に利用されている。このPET樹脂はテレフタル酸を重合して作られる。テレフタル酸は化石資源の石油や天然ガスから生産されているのに対し、CO2の排出削減の観点から、原料をバイオマス資源へ転換する試みが増えている。しかし、大半は用の穀物などのバイオマスから生産されるため、料問題との競合が危惧され、非用バイオマスから製

    PET樹脂を非食用バイオマスから製造 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    bean_hero 2015/02/08
    論文はオープンアクセスだった http://dx.doi.org/10.1038/srep08249