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ブックマーク / www.chem-station.com (136)

  • ビナミジニウム塩 Vinamidinium Salt | Chem-Station (ケムステ)

    odos 有機反応データベース ビナミジニウム塩 Vinamidinium Salt 2022/1/15 odos 有機反応データベース, V Vinamidinium, アルデヒド, イミニウム, エナミン, 複素環 コメント: 0 投稿者: cosine 概要 ビナミジニウム塩(Vinamidinium Salt)は、カルボン酸をヴィルスマイヤー・ハック反応条件に附すことで得られる3炭素ユニットである。ビニロガスアミジニウム(vinylogous amidinium)を略してこう呼ばれる。 様々な複素環化合物を合成するための有用中間体として活用される。 基文献 <review> Lloyd, D.; McNab, H. Angew. Chem. Int. Ed. Engl. 1976, 15, 459. doi:10.1002/anie.197604591 Reichardt, C.

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    bean_hero 2022/01/15
    昔複素環合成やってた時よく使った
  • ボールミルを用いた、溶媒を使わないペースト状 Grignard 試薬の合成 | Chem-Station (ケムステ)

    スポットライトリサーチ ボールミルを用いた、溶媒を使わないペースト状 Grignard 試薬の合成 2021/12/27 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき Nature Communications, グリニャール試薬, ボールミル, メカノケミストリー コメント: 0 投稿者: DAICHAN 第358 回のスポットライトリサーチは、北海道大学総合化学院 総合化学専攻 有機元素化学研究室 (伊藤肇 教授)  博士後期課程 3 年の 髙橋 里奈 (たかはし・りな) さんにお願いしました。 伊藤研ではメカノケミストリーを応用した非常にユニークな触媒研究を展開されており、髙橋さんは今回、ボールミルという粉砕器を活用することで溶媒使用量を大幅に抑えたグリニャール試薬の調製法を開発しました。この画期的成果は Nature Communications 誌に掲載され、1ヶ月を待たずに 1

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    bean_hero 2021/12/27
    有機化学屋限定っぽいけど、かなりぶっ飛んだ研究だと思った。こんな事可能だったのか。
  • うっかりドーピングの化学 -禁止薬物と該当医薬品- | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 うっかりドーピングの化学 -禁止薬物と該当医薬品- 2021/8/2 一般的な話題, 化学者のつぶやき スポーツファーマシスト, ドーピング, 薬剤師, 薬学 コメント: 0 投稿者: DAICHAN 「うっかりドーピング」という言葉をご存知でしょうか。禁止薬物に該当する成分を含む風邪薬などを、来の治療目的で大会前に摂取してしまい、意図せず規定違反になってしまうことを指します。 スポーツにおける禁止物質・禁止方法は世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の禁止表に定められています。 禁止表は毎年1月1日に更新されるため、常に最新版の禁止表を確認する必要があります。禁止物質は次の 3つ に分類されます。 1. 常に禁止されている物質 (何時であろうとアスリートは使用禁止) 2. 競技会において禁止される物質(あらゆる競技大会の間だけ禁止) 3. 特定の競技において禁止される物質

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    bean_hero 2021/08/03
    痔の薬でうっかりドーピング、尻ませんでしたでは済まなさそうだ
  • ネコがマタタビにスリスリする反応には蚊除け効果があった! | Chem-Station (ケムステ)

    スポットライトリサーチ ネコがマタタビにスリスリする反応には蚊除け効果があった! 2021/3/31 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき ネコ, ネペタラクトール, マタタビ コメント: 0 投稿者: Macy 第302回のスポットライトリサーチは、岩手大学農学部の宮崎雅雄 先生の研究室に所属する上野山怜子(うえのやまれいこ)さんにお願いしました。 宮崎先生の研究室では、匂いやフェロモンを介した動物の嗅覚コミュニケーションを分子レベルで解き明かす研究をされています。 ネコが大好きな上野山さんは、ネコのマタタビ反応に興味を持ち、実際に研究を始めたそうです。 今回プレスリリースの対象となった研究は、第62回天然有機化合物討論会で上野山さんのとても落ち着いた、非常にわかりやすい口頭発表(奨励賞受賞)を聴いた時から注目していましたが、最近Science Advances誌に掲載されました。

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    bean_hero 2021/03/31
    これ地味に大発見のような
  • 豚骨が高性能な有害金属吸着剤に | Chem-Station (ケムステ)

    スポットライトリサーチ 豚骨が高性能な有害金属吸着剤に 2021/3/29 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき ストロンチウム, ハイドロキシアパタイト, 放射性廃棄物, 豚骨 コメント: 0 投稿者: みねちゃん 第301回のスポットライトリサーチは、原子力研究開発機構の関根由莉奈さん、南川卓也さんにお願いしました。 福島の原子炉の処理において、処理水からの放射性廃棄物の除去は重要な課題です。特にストロンチウムは人体では骨に蓄積し、放射線を出し続けるため、重要な除去対象です。今回取り上げる研究では、ストロンチウムの除去になんと豚骨を使って成功しました。 原著論文、プレスリリースとして公開されています。また豚骨好きの研究者としてニュース番組などでも取り上げられたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。 “Carbonated nanohydroxyapatite from b

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    bean_hero 2021/03/30
    骨に蓄積しやすい金属の吸着なら要らない骨を使っちゃえみたいな発想から始まったのかな
  • 万有製薬、つくば研究所を閉鎖 | Chem-Station (ケムステ)

    万有製薬(東京都千代田区、マーク・ティムニー社長、03・6272・1000)は23日、つくば研究所を09年12月までに閉鎖すると発表した。親会社である米メルクの基礎研究に関するグローバル戦略の一環。つくば研究所で行っていた基礎研究はほかの研究拠点に移管する。つくば研究所に勤務している450人の処遇については検討中。 メルクは新戦略で、糖尿病・肥満、動脈硬化・循環器系疾患、筋骨格系・呼吸器系・免疫系・内分泌系疾患、がん、ニューロサイエンス・眼疾患、ワクチン、感染症の領域別に1拠点体制にすることを決めた。基礎研究部門は前臨床・臨床開発部門と同じ拠点で研究を進め、開発のスピードアップを図る。新戦略のもと基礎研究拠点は統合され、09年12月までに米国のシアトル、イタリアのローマの拠点も閉鎖される予定(引用:日刊工業新聞)。 2006年のグラクソスミスクライン筑波研究所、2007年のファイザー製薬中

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    bean_hero 2020/11/10
    もう12年も前か。当時これで万有がクローズしたテーマのゾロ新を考えた事があった。
  • ロータリーエバポレーターの回転方向で分子の右巻き、左巻きを制御! ―生命のホモキラリティーの起源に踏み込む― | Chem-Station (ケムステ)

    スポットライトリサーチ ロータリーエバポレーターの回転方向で分子の右巻き、左巻きを制御! ―生命のホモキラリティーの起源に踏み込む― 2019/12/12 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき Angewandte Chemie International Edition, キラリティ, 材料化学, 物理化学, 錯体化学 コメント: 0 投稿者: spectol21 第236回のスポットライトリサーチは、東京大学生産技術研究所 石井研究室で博士研究員をされていた、服部 伸吾(はっとり しんご)先生にお願いしました。服部先生は現在は横浜市立大学 篠崎研究室で助教を務められています。 石井研究室では、様々な光機能性材料、主にキラリティに注目した様々な現象や材料の創成を得意にされていて、原理解明を含めて精力的に研究を推進されています。 今回紹介いただける内容は、ロータリーエバポレーターで濃

  • 赤外光で分子の結合を切る! | Chem-Station (ケムステ)

    第224回のスポットライトリサーチは、東京大学生産技術研究所芦原研究室の森近一貴(もりちか いっき)さんにお願いしました。 芦原研究室は、先端的な超高速分光技術を使って、物質の性質や化学反応を自在に操作する手法の開発を精力的に展開されています。 超高速分光の要である超短パルス光は、フェムト秒(fs, 1000兆分の1秒)やピコ秒(ps, 1兆分の1秒)といった非常に短い時間だけ強度をもつ光です。今回の主役は、その中でも中赤外領域のエネルギーを持ったパルス光です。この光を分子に照射すると、特定の化学結合に大きなエネルギーを注入できるため、普通の熱励起では起こせない様々な現象を引き起こせる可能性があります。今回紹介いただけるのは、うまく制御した赤外領域の超短パルス光と金属ナノアンテナを組み合わせて特定の振動モードを強励起することで、化学結合を切断できたという衝撃的な成果で、Nature Com

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    bean_hero 2019/10/19
    共有結合に寄与する電子を励起するんじゃなく、結合振動を励起してぶった切るという事のようだ
  • 台湾当局、半導体技術の対中漏洩でBASFの技術者6人を逮捕 | Chem-Station (ケムステ)

    ケムステニュース 台湾当局、半導体技術の対中漏洩でBASF技術者6人を逮捕 2019/1/14 ケムステニュース, 企業情報, 化学者 BASF, アンモニア水, 情報漏洩 コメント: 0 投稿者: Zeolinite 台湾の内政部(内政省)刑事局は7日、半導体製造に使う特殊な化学品の技術中国企業に漏洩した営業秘密法違反の疑いで、化学品世界大手のドイツ企業、BASF台湾法人の技術者ら6人を逮捕したと発表した。 (引用:日経済新聞1月7日) 漏洩したのは半導体の製造工程で使用する高純度のアンモニア水や硫黄化合物などを製造する技術で、技術の価値は1億ユーロ(約120億円)に相当すると報じられています。逮捕された6人のうち1人はBASF台湾法人の現職技術者でほか5人も同社に勤務した経験があり、報酬は計約2億台湾ドル(約7億円)で、この報酬の一部は実際に支払われていたそうです。 半導体は

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    bean_hero 2019/01/24
    対中漏洩と言うと、台湾の法律上、中国に開示してはいけない戦略物資系の技術を中国に漏らしたみたいに見えるけど、記事内容からは、一般的な意味での企業秘密を漏らした先がたまたま中国企業だった、と読める
  • 潤滑剤なしで抜群の滑りを実現する「自己潤滑性XXドーム」が開発されている | Chem-Station (ケムステ)

    ケムステニュース 潤滑剤なしで抜群の滑りを実現する「自己潤滑性XXドーム」が開発されている 2018/10/31 ケムステニュース, 海外ニュースより, 生化学 潤滑剤, 自己潤滑, 親水性ポリマー コメント: 0 投稿者: Zeolinite 避妊や性感染症予防に有効な「XXドーム」は、装着したときの感覚が非常に重要です。その中でも「滑りやすさ」をもたせることは特に重要な要素となるのですが、潤滑剤を塗布しなくても潤滑性を生み出す表面構造をもった「self-lubricating condom(自己潤滑性XXドーム)」が研究・開発されています。(引用:Gigazine 10月24日) XXドームの多くはラテックスでできていますが、使用時の痛みや不快感を低減するために潤滑剤が塗布されています。しかし潤滑剤は、行為中の摩擦によってXXドームから削げ落ちるため摩擦の不快感を感じる人が多いそうです

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    bean_hero 2018/11/17
    XXXームと表記したら別の意味で怒られるのだろうかw
  • 巨大複雑天然物ポリセオナミドBの細胞死誘導メカニズムの解明 | Chem-Station (ケムステ)

    スポットライトリサーチ 巨大複雑天然物ポリセオナミドBの細胞死誘導メカニズムの解明 2018/9/20 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき JACS, ペプチド, 細胞死 コメント: 0 投稿者: cosine 第161回目のスポットライトリサーチは、早田敦 (はやた あつし)さんにお願いしました。 早田さんはかつて東京大学大学院薬学系研究科・井上将行研究室に所属し、巨大ペプチド天然物・ポリセオナミドBの合成研究に従事してきました。大半の部分構造は固相合成で準備されるものの、あまりにも巨大な分子であり、なおかつ非天然型アミノ酸も多数含まれるため、その合成は全く一筋縄ではいきません。 今回早田さんは合成法を格段に磨き上げることで作用機序解明研究に十分となる量を供給し、ポリセオナミドBがどのように細胞死を引き起こしているかを初めて明らかとしました。成果は、J. Am. Chem. S

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    bean_hero 2018/10/02
    地球上の生物が作ってるとは思えないほど非天然アミノ酸だらけだな
  • “結び目”をストッパーに使ったロタキサンの形成 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき “結び目”をストッパーに使ったロタキサンの形成 2018/6/14 化学者のつぶやき, 論文 分子ノット, 超分子 コメント: 0 投稿者: 山口 研究室 分子ノットの嵩高さを利用した新規ロタキサンを合成した。末端に分子ノットをストッパーとして形成することで、大環状分子は紐状分子から外れることなく固定される。 分子ノットの応用 分子ノットは、1989年にSauvageらにより初めて合成された、結び目構造をもつ分子である[1]。結ぶことで引き起こされる大きなコンフォメーション変化から、新たな機能性分子の設計・創出につながることが期待できる。 これまで様々な分子ノットが合成されているが、応用例は限られる[2]。例えば、ハロゲン選択的なアニオンの取り込みを可能にした例がある(図1A)[3a]。また、結び目は右回り、左回りをもつことから軸不斉をもつが、その性質を利用した不斉触媒(

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    bean_hero 2018/06/22
    研究してる人には予定通りなのだろうけど、何となく儚い「最後に、Et4NFにてルテチウムイオンを除去することで、分子ノットが解け、ロタキサン構造は消失した」
  • 「自然冷媒」に爆発・炎上の恐れ | Chem-Station (ケムステ)

    HFCにも地球温暖化係数(GWP)が高いという問題があり、使用量の削減するための規制と技術開発が求められています。 そこで考え出されたのが自然冷媒というアイディアですが真新しい物質ではなく、炭化水素ガス、アンモニア、二酸化炭素、空気、水のことを指しています。残念ながら用途が限られているのが現状で、 炭化水素ガス(ブタン等):引火すると爆発の危険性があるため小型の密閉された機器でのみ使用可能 アンモニア:高い毒性 二酸化炭素:圧力が高い 空気、水:効率が悪い といった懸念点があります。しかし、ヒートポンプ式電気湯沸かし器(二酸化炭素)や冷蔵庫(炭化水素ガス)ではすでに自然冷媒を使った機器が普及していて、自然冷媒は正しく使えば地球温暖化の防止に役立つ素晴らしい技術だと言えます。 ここで問題に戻って考えると、自然冷媒である炭化水素ガスを適合していないエアコンの冷媒として入れ替えると爆発・炎上の恐

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    bean_hero 2018/05/26
    「一言でいうと、エアコンの冷媒であるフロンを自然冷媒に変えるように迫ってくる悪徳業者がいるが、指定外である自然冷媒を入れると爆発・炎上する可能性があるので交換してはいけないということです」
  • 卓上NMR | Chem-Station (ケムステ)

    卓上NMR (Benchtop NMR)とは、通常のNMRよりも小型で、専用の部屋を必要としないNMRのことである。永久磁石を使っているためメンテナンスが簡便である一方、共鳴周波数は通常のNMRより低いため分解能は劣る。 NMRにおける磁石 ケムステでは過去にNMRの原理ついて解説してきたのでここでは割愛する(例えば、NMRの基礎知識【原理編】を参照)が、高磁場を発生されるために通常のNMRでは大型で高重量のコイルを使用している。そのため、NMR専用の部屋に厳重な地震対策を施したうえで設置している場合が多い。また超伝導状態にするために液体ヘリウムと液体窒素も必要であり、特に液体ヘリウムは液化装置が一般的でないため定期的に充填する必要がありメンテナンス費用が高価である。このような事情により、NMRは簡単に導入できる機器ではないことがわかる。 NMRの歴史を紐解くと初期のNMRは永久磁石を使っ

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    bean_hero 2018/05/25
    RI実験用にドラフト内に設置するとか簡単にできそう
  • 表裏二面性をもつ「ヤヌス型分子」の合成 | Chem-Station (ケムステ)

    スポットライトリサーチ 表裏二面性をもつ「ヤヌス型分子」の合成 2017/7/13 スポットライトリサーチ, 化学者のつぶやき スマネン, ヘテロスマネン コメント: 0 投稿者: めぐ 第106回のスポットライトリサーチは、埼玉大学大学院理工学研究科斎藤研究室 博士後期課程1年の須田祐貴さんにお願いしました。 斎藤研究室では多種多様な典型元素の性質を活かした分子合成が行われています。有機分子のメインプレイヤーであるC、H、N、Oによってつくられる骨格に対し、P、S、SiのみならずSnやGeまで様々な元素を組み込むことで数々の新奇化合物が生み出されており、この分野の化学のトップランナーといえる研究室です。斎藤研究室の研究成果は、これまでケムステでも何度も取り上げさせてもらっています(こちらやこちら)。 今回スポットを当てさせていただく須田さんは、フラーレンの部分骨格であるスマネンにヘテロ元

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    bean_hero 2017/07/17
    「ジキルとハイド型分子」ではなかった
  • <アスクル>無許可で危険物保管 消防法で義務づけ | Chem-Station (ケムステ)

    ケムステニュース <アスクル>無許可で危険物保管 消防法で義務づけ 2017/4/14 ケムステニュース, 安全・規制 アスクル, 指定数量 コメント: 0 投稿者: Zeolinite 埼玉県三芳町の事務用品通販会社「アスクル」の物流倉庫で2月に起きた火災で、焼けた物流倉庫が、危険物を保管する際に消防法が義務づけている市町村長の許可を受けていなかったことが関係者への取材で分かった。  (引用:毎日新聞4月8日) アスクルの倉庫が火事になり大騒ぎになったことは、まだ記憶に新しいことです。その現場の検証が続いているようで、危険物の保管に問題があったようです。該当ニュース記事では、一般の人向けにわかりやすく書かれていますが、内容を察するに火災のあった倉庫は、消防法の定める危険物向けの倉庫ではないため、指定数量が0.2までの危険物しか保管できないにもかかわらず、0.2を超える量のエタノールなどを

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    bean_hero 2017/04/16
    やはりそうか。恐らく試薬や飲料としてのエタノールではなく殺菌スプレーの類だろうとは思う。オフィス用品屋さんからすると盲点なんだろうけど、知っておかなけりゃいかん。
  • 教科書を書き換えるか!?ヘリウムの化合物 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 教科書を書き換えるか!?ヘリウムの化合物 2017/2/8 化学者のつぶやき, 論文 Nature Chemistry, ヘリウム, 高圧 コメント: 1 投稿者: ペリプラノン 18族元素、すなわち貴ガス元素の化合物があるってご存じでしたか? そりゃあケムステの読者の皆様でしたら知ってましたよね。筆者が高校生くらいの時は、希ガス元素は化合物を作らないと教え込まれた気がします。でも最近の高校の化学の教科書では希ガス元素の化合物もあるということが明記されているんですよね。ただ、紹介されるのはキセノンの化合物くらいでして、ヘリウムやネオンの化合物はみつかっていないと明記されている教科書もあります。 しかし、どうやらヘリウムの「化合物」と言える物質が新たに見いだされました。よって教科書を書き換える必要が出てきた気がします(貴ガスだけに)。というわけで、今回のポストでは貴ガスの化

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    bean_hero 2017/02/09
    これってある種の合金みたいなものかもと一瞬思ったが気のせいかも。もっと低い圧力でヘリウムを吸蔵できる合金ができたら凄いかも。
  • カラムはオープン?フラッシュ?それとも?? | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき カラムはオープン?フラッシュ?それとも?? 2017/1/9 化学者のつぶやき, 実験・テクニック カラムクロマトグラフィー, 実験, 精製 コメント: 6 投稿者: gladsaxe はじめまして。年より新たにケムステスタッフに加えて頂きましたgladsaxeといいます。 現在博士課程で天然物の全合成および医薬品を目指した薬理活性化合物の合成研究を行っております。 研究室に博士課程の学生が私しかいないためモチベーション維持と他の方との交流を深めるために応募し、スタッフとして採用されました。 さて、長々と自己紹介をしてしまいましたが、題に移ります。 みなさんは粗生成物をカラムクロマトグラフィーで分離する際は、オープンカラム、フラッシュカラム、どちらをメインで行いますでしょうか?そもそもカラムクロマトグラフィーってなに?って方はこちら。 一般にシリカゲルの粒径を統一した

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    bean_hero 2017/01/09
    結晶性の高いものを掛けたら詰まりそうw
  • 化学系プレプリントサーバ「ChemRxiv」の設立が決定 | Chem-Station (ケムステ)

    ケムステニュース 化学系プレプリントサーバ「ChemRxiv」の設立が決定 2016/9/1 ケムステニュース, コンピューター, 化学, 海外ニュースより ChemRxiv, プレプリント, プレプリントサーバ コメント: 0 投稿者: cosine 2016年8月10日、米国化学会(ACS)は、プレプリントサーバー“ChemRxiv”を構築する意向を表明しました。 物理学のarXivや生命科学のbioRxivのように、正式な査読や出版に先立ち科学者たちがデータや結果を共有し多様な分野の探索ができるようにするものです。(引用:カレントアウェアネス・ポータル) 化学系プレプリントサーバ「ChemRxiv」(ケムアーカイブと読むようです)を、アメリカ化学会が立ち上げることになったそうです。 学術界の新たな成果発表プラットホームとして台頭しつつあるプレプリントサーバですが、それは一体どんなもの

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    bean_hero 2016/09/02
    学術的にはウェルカムだと思うけど、特許審査での先行技術文献として進歩性判断の引例として使う際に、どのタイムスタンプに於ける記述なら引例になるならないで揉めるケースが結構出てくるんじゃないかと思う。
  • アルケンとニトリルを相互交換する | Chem-Station (ケムステ)

    シアノ基は、様々な官能基に変換可能であるだけでなく、電子求引基として近接炭素の官能基化を容易にするため、医農薬品や機能性ポリマーの原料として広く用いられています。シアノ基を有するニトリル類合成法は、アルケンにシアン化水素を付加させる方法が主流です(図1)。しかし、この方法では高い毒性と揮発性、さらに爆発の危険性をもつシアン化水素を大量に用いる必要があります。 最近、ドイツマックスプランク研究所のMorandi教授らは、シアン化水素を用いないニッケル触媒によるアルキン–ニトリル相互変換反応の開発に成功しました。 “Catalytic reversible alkene-nitrile interconversion through controllable transfer hydrocyanation” Fang, X.; Yu, P.; Morandi, B.;Science 2016,

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    bean_hero 2016/07/12
    これはまた奇っ怪な反応の登場だ。具体例は思い付かないが、分子内で起こるようにうまいことデザインすると、シアノ基の入れにくいところに入れられたりしないのかな。