ことし9月、札幌市で住宅の壁にアーチェリーの矢が刺さっているのが見つかり、アーチェリー愛好家の80代の男性が近くの弓道場から放ったものとわかりました。地元の競技団体は、男性が矢の紛失に気づいたあと、周辺をよく捜すなどの対応を取っていなかったとして、競技者の資格を取り消すことを検討しています。 警察などが調べたところ、見つかった矢はアーチェリー愛好家の80代の男性が弓道場で放ったもので、施設にある高さ9メートルの壁を越えて飛んできたことがわかりました。 男性は、施設側に矢の紛失を届け出ましたが、敷地内でなくしたと思い込んで周辺をよく捜していなかったということです。 地元の札幌アーチェリー協会は、男性の対応が不適切だったとして競技者としての資格を取り消すことを検討しています。 一方、札幌市が聞き取り調査をしたところ、弓道場近くの駐車場でも過去3度、地面に矢が刺さっているのが目撃されていたという