片山被告に懲役10年求刑=「まれに見る卑劣さ」−PC遠隔操作・東京地裁 パソコン(PC)の遠隔操作事件で、威力業務妨害などの罪に問われた元IT関連会社社員片山祐輔被告(32)の論告求刑公判が21日、東京地裁(大野勝則裁判長)であった。検察側は「第三者を罪に陥れながら、自らはあらゆる手段で罪を免れようと企てた。サイバー犯罪史上、まれに見る卑劣で悪質な犯行だ」と述べ、懲役10年を求刑した。 〔写真特集〕PC遠隔操作事件・片山祐輔被告 片山被告は起訴内容を全面的に認めており、弁護側は27日に最終弁論を行い、結審する。 検察側は論告で、「被告は捜査機関に対するゆがんだ優越感を満たすために犯行を繰り返した。無実の第三者の人生をもてあそび、踏みにじることを歯牙にも掛けなかった」と指弾。「人格はあまりにもゆがんでいる。相当長期間の服役による矯正教育が必要だ」と述べた。 片山被告は2月の初公判で「徹
バナナの皮はなぜ滑る?解明=北里大チームにイグ・ノーベル賞−米 イグ・ノーベル賞授賞式の会場で取材に応じる北里大の馬渕清資教授=18日、米マサチューセッツ州ケンブリッジ 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)時事】ユーモラスで独創的な研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の2014年の授賞式が18日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で行われ、「バナナの皮を踏むとなぜ滑りやすいのか」を実験で解明した北里大医療衛生学部の馬渕清資教授(63)らのチームが物理学賞を受賞した。 日本人のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続。馬渕教授らは、バナナの皮の内側にたくさんあるゲル状物質を含んだカプセルのような極小組織が、靴で踏まれた圧力でつぶれ、にじみ出た液体が潤滑効果を高めることを突き止めた。 数値が低いほど滑りやすいことを示す摩擦係数は、内側を下にした皮の上からリノリウムの床材を踏んだ場合、
「あります」で存在示せない=STAP細胞で藤井文科副大臣 就任会見する藤井基之文部科学副大臣。「STAP細胞はあってほしいが、第三者が追認できる形で示すのが科学者の責務」と述べた=5日午後、文科省 文部科学副大臣に就任した藤井基之参院議員は5日の記者会見で、「個人的な希望ではSTAP細胞はあってほしいが、誰かが『あります』と言ったから存在するわけではない。第三者が追認できる形で(論文を)示すのが科学者としての責務」と述べた。その上で、研究者を目指す若者が正しい研究プロセスや倫理を学ぶ必要があるとの考えを示した。 藤井副大臣は薬学博士で、議員になる前は厚生省(現厚生労働省)薬務局審査課長や麻薬課長などを歴任した。理研の小保方晴子氏が作ったと主張するSTAP細胞については「今のところ存在の証明が薄いというのが多くの方々の判断だと理解している」と述べた。(2014/09/05-17:56)20
STAP検証実験、凍結を=不正実態解明まで−学会理事長 理化学研究所が小保方晴子研究ユニットリーダーによるSTAP細胞の検証実験を認めたことについて、日本分子生物学会の大隅典子理事長(東北大教授)は4日、STAP細胞論文をめぐる研究不正の実態を解明するまで検証実験を凍結するよう求める声明を発表した。 〔写真特集〕小保方晴子さん〜出勤風景も〜 大隅理事長がSTAP細胞論文問題で声明を発表するのは3回目。理研の対応に対し「科学の健全性を大きく損なう」「次世代の研究者育成の観点から非常に憂慮すべき問題」「税金という形で間接的に生命科学研究を支える国民に対する背信行為」と厳しく批判した。(2014/07/04-20:29)
無人機墜落418件=商業利用に懸念−米紙 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は20日、墜落など米軍の無人機の重大事故が、2001年9月から昨年末までに418件起きていたと報じた。情報公開法で入手した文書の分析結果として伝えた。死者は出ていないが、輸送機との空中衝突など危険な事故もあり、将来米国で始まる本格的な無人機の商業利用に潜む危険を示すと警告している。 同紙によれば、418件のうち、機体の破壊ないし200万ドル以上の損害を招いた最も深刻な「クラスA」の事故は194件。クラスAの半数以上はアフガニスタンとイラクでの事故だったが、47件は米国で起きた。日本に一時配備された偵察機グローバルホークの墜落は5件だった。(2014/06/21-14:25) 次の記事へ
【こぼれ話】体重120キロの女性が倒れてワニが負傷、ロシアのサーカス団 【こぼれ話】体重120キロの女性が倒れてワニが負傷、ロシアのサーカス団 【モスクワAFP=時事】ロシア・ムルマンスク地方で20日、この地方を拠点に活動するサーカス団がバスで移動中、飼育しているワニの上に体重120キロの女性職員が倒れ、ワニが負傷するという事故が起きた。(写真はソチ冬季五輪の閉会式で、パフォーマンスを披露するサーカスの一座) 地元メディアの報道によると、サーカス団が乗車していたミニバスが急ターンした際、経理を担当するこの女性は席から転げ落ち、フェージャと名付けられた体長2メートルのワニの上に倒れたという。 ロシア通信が伝えたところによると、フェージャはその後3時間にわたって嘔吐(おうと)を続け、団員たちはフェージャの命を危ぶんでいたという。 女性は軽傷で済んだものの、シートベルトを着用していなかった
タコ足の絡まない理由解明?=吸盤が特定物質感知−ヘブライ大 一般的には足と呼ばれるタコの腕同士が吸盤でくっついて絡まってしまわないのは、吸盤には皮膚に含まれる特定の化学物質を感知して吸着を避ける仕組みがあるためだと、イスラエルのヘブライ大などの研究チームが15日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。 マダコの腕を切断して吸着実験を行った結果、腕単独では皮膚のほか、皮膚をすりつぶしたものを塗った皿に対し、ほとんど吸着しなかった。8本ある腕を脳で常に意識して制御することが難しいため、脳が関与しなくても自分の体に吸着しない仕組みが発達したと考えられる。 吸盤の縁にはセンサーの役割を果たすたんぱく質が密集している。しかし、皮膚に含まれる特定の化学物質が何かはまだ謎だという。(2014/05/16-01:04)
女性客に利尿剤入り菓子=容疑のタクシー運転手逮捕−大阪府警 女性客に利尿剤入りの菓子を食べさせ、車内に閉じ込めたとして、大阪府警門真署は7日までに、暴行と監禁の疑いで同府四條畷市砂、個人タクシー運転手西利彦容疑者(41)を逮捕した。同署によると、容疑を認め、「我慢する女性のしぐさに興奮した。40〜50件やった」と供述しているという。 逮捕容疑は昨年10月29日夕、門真市一番町の運転免許試験場で乗車した20代女性に利尿剤を混ぜたクラッカーを食べさせ、故意にタクシーを高速道路に進入させ、大阪市内に入るまで降車させなかった疑い。 同署によると、西容疑者は女性をトイレに行かせず、「我慢できないなら車内でしてもいい」と介護用吸水シートを渡した。女性は降車後、府警に被害を相談。食べ残した菓子から利尿作用のある「フロセミド」が検出された。西容疑者宅や車内からは、フロセミド計約120錠や複数の女性を撮
「過失」は結論に影響ない=STAP論文撤回せず−米共著者 【ニューヨーク時事】新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文に捏造(ねつぞう)や改ざんがあったと結論付けた理化学研究所の調査委員会の最終報告について、論文の共著者であるハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授は1日声明を出した。論文作成で「過失」や「誤った判断」があったと調査で断定されたとした上で「これらの過失が(論文の)科学的内容や結論に影響するとは思わない」と説明。論文を撤回すべきでないとの考えを改めて強調した。(2014/04/02-09:25)
STAP論文、不正認定=「捏造」小保方氏は反論−理研調査委が最終報告 STAP細胞論文について最終報告をまとめ、記者会見する調査委員会の石井俊輔委員長=1日午前、東京都墨田区 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文について、理研の調査委員会(委員長・石井俊輔理研上席研究員)は1日、最終報告書を公表した。疑問とされた6項目のうち2項目について、小保方氏の不正行為があったと認定。博士論文の画像に酷似した実験条件の異なる画像を、ネイチャー論文に使ったのは「捏造(ねつぞう)に当たる」と判断した。 STAP論文「なぜ」を問わずに組織防衛に走る「理研」 小保方氏は代理人弁護士を通じ、「驚きと憤りの気持ちでいっぱい。このままではSTAP細胞の発見自体が捏造と誤解されかねず、容認できない」とのコメントを発表。理研に不服を申し
4月1日に最終報告書公表=理研、STAP細胞論文問題で 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文に疑義がある問題で、理研は31日、調査委員会(委員長・石井俊輔理研上席研究員)による最終調査報告書について、東京都墨田区内で4月1日午前10時半から記者会見を開くと発表した。 同日午後1時からは野依良治理事長や発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)の竹市雅俊センター長らが出席する記者会見を開き、不正行為の再発防止策や今後の対応、STAP細胞が存在するかの科学的検証計画について説明する。 理研広報室によると、小保方晴子氏や笹井芳樹CDB副センター長らSTAP細胞論文著者が記者会見する予定はないという。(2014/03/31-13:16) 次の記事へ
小保方氏博士論文の審査否定=バカンティ教授、ネイチャー誌に−STAP細胞 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2011年に早稲田大大学院で博士号を取得した論文について、英科学誌ネイチャーは18日付の記事で、「論文の審査員の一人だったチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授が取材に対し『博士論文のコピー提出を受けたり、読むように依頼されたりしたことはない』と述べた」と報じた。 〔写真特集〕万能細胞「STAP幹細胞」 小保方氏やバカンティ教授らが1月末にネイチャー誌に発表した新万能細胞「STAP細胞」論文では、STAP細胞がさまざまな細胞に変わることを示す重要な画像が小保方氏の博士論文の別実験の画像から使い回されていた。小保方氏ら理研関係の著者はSTAP細胞論文を撤回する意向だが、バカンティ教授は撤回に反対する姿勢を示している。 STAP細胞論文については理研とネイチャー誌、博士
シマウマとロバの子誕生=イタリア イタリア・フィレンツェで誕生したシマウマとロバの子=10月11日撮影(AFP=時事) 【フィレンツェ(伊)AFP=時事】イタリアのフィレンツェにある動物保護施設で、雄のシマウマと雌のロバの間に赤ちゃんが誕生し、珍獣を一目見ようと観光客らが詰め掛けている。 シマウマとロバの交雑種は「非常に珍しい」(施設関係者)といい、現在生後3カ月。地元男性は「こんなのを見たのは初めて。不自然だけど自然が創りだしたんだね」と感心した様子だった。(2013/11/02-20:21)
観測史上最大の渦巻き銀河=「天の川」の5倍−NASAなど 観測史上最大の渦巻き銀河=「天の川」の5倍−NASAなど くじゃく座の方向に2億1200万光年離れた渦巻き銀河。横幅は52万2000光年と、地球がある天の川銀河の5倍もある。米紫外線天文衛星「GALEX」の観測で分かった(NASAなど提供) 地球からくじゃく座の方向に2億1200万光年離れた渦巻き銀河「NGC6872」は観測史上最大の渦巻き銀河だと、米航空宇宙局(NASA)などの国際研究チームが12日までに発表した。米紫外線天文衛星「GALEX」による観測成果で、長い方の横幅は52万2000光年と判明。これは地球がある天の川銀河(銀河系)の5倍もある。(2013/01/12-10:02)
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