全国に9697か所。 各地の川に架けられた管理者がはっきりしない橋の数です。 許可を得ずに勝手に架けられた“勝手橋”。 木製の簡易なものから、コンクリート製の頑丈な橋までその種類も様々。 買い物や通学にと、地元の人たちの生活に欠かせないものもある一方で、浸水被害や事故が実際に起きていて、安全性を不安視する声も聞かれます。 この“勝手橋”の実態に迫りました。 (光成壮、松原圭佑) 生活に欠かせない“みんなの橋” 紫式部ゆかりの寺として知られる大津市の石山寺。 そこから700メートルほど離れた住宅地にその橋はありました。 多羅川に架かる長さおよそ10メートルのコンクリート製の橋。 幅は人が1人通れるほどしかありませんが、落下を防ぐための金属の欄干もあります。 近くのスーパーと川の反対側にある住宅地を最短距離で結んでいます。 取材した日も、スーパーの客や、散歩をする人、近くの小学校の児童たちが頻
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