ブックマーク / bunshun.jp (12)

  • 入居金に6000万も払ったが…77歳で高級老人ホームに入った私が、わずか2年で「退去」を決意したわけ | 文春オンライン

    ライブハウス「ロフト」創設者・平野悠さんは2021年、77歳にして千葉県鴨川市にある自立型高級老人ホームへの入居を決意した。入居資格は60歳以上、入居時には介護を必要としないこと。入居金は6000万円かかるというから驚きだ。 太平洋を望む温泉大浴場で体をいたわり、館内レストランでは専属シェフが作る美に舌鼓――高級ホテル並みの豪華な施設で悠々自適の老後ライフを謳歌していた平野さんだったが、このたびこの老人ホームからの退去を決意したという。一体どんな心境の変化があったのか? エッセイを寄稿していただいた。 結局、私は老人ホームを少々甘く見ていたようだ。死ぬまでに1億円以上かかると言われる豪華な自立型高級老人ホーム。パンフレットを見ると、健康そうな老人たちが明るくにこやかに生活している。私は2年前、倉聰脚のドラマ『やすらぎの郷』のようなめくるめく愛の宿での老後生活に憧れて、未来型(?)老人

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    bearkurou
    bearkurou 2023/11/20
  • “空中浮遊”、“壺事件”…「ダマされたらアカンですよ!」オカルト嫌い・上岡龍太郎が戦った「時代の空気」 | 文春オンライン

    元タレントの上岡龍太郎が5月19日に亡くなった。81歳だった。追悼記事や追悼番組が数多く企画される中で、流暢な話芸や舌鋒鋭い毒舌とともにクローズアップされたのが上岡の「オカルト嫌い」という一面だった。 上岡が自ら語っていた武勇伝的なエピソードとしては、占い師に「私は今からあなたを素手で殴るか灰皿で殴るか、どっちで殴ると思う?」と尋ねたところ、「あなたはそういうことをする人ではありません」と答えたので「そういうことをする人じゃ!」と殴ったというものがある(『いろもん』00年3月30日)。 また、占い師のスカートをめくって「今日ここへ来たらめくられるっちゅうのがわからんか?」と言ったところ「わかってました」と答えたので顔にペケを描いたというエピソードも語られている(『鶴瓶上岡パペポTV』94年6月10日)。ただし、このような話は芸人特有の誇張された話の可能性がある。上岡人も引退前最後のテレビ

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    bearkurou 2023/08/13
  • 幻の“MIKIKOチーム版”五輪開会式を完全再現!【電子版オリジナル】 | 週刊文春 電子版

    幻の“MIKIKOチーム版”五輪開会式を完全再現!【電子版オリジナル】 もし実現していたら、どうなっていたのか。小誌が入手した写真と資料で再現してみると…… 8月8日に閉幕を迎える東京五輪。小誌はかねてより、その最大のセレモニーである開会式をめぐる混乱ぶりを報じてきた。混乱の原因は昨年5月、演出振付家・MIKIKO氏が演出責任者の座を突如奪われたこと。MIKIKO氏に代わって責任者の座に就いた電通出身のCMクリエイター・佐々木宏氏は、既に完成していたMIKIKO氏の企画案を無残に切り刻み、作り替えた。しかしその佐々木氏も今年3月、小誌に渡辺直美をブタに喩える不適切な企画案を提案したことを報じられ、辞任に追い込まれた。 小誌はMIKIKOチームが完成させた“幻の企画案”を入手し、その内容を報じてきた。昨年4月6日付で、IOCにプレゼンをするために作られたものだ。MIKIKO氏はこの企画案の完

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    bearkurou 2021/08/09
  • 台本11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕 計1199ページにすべての変遷が | 週刊文春 電子版

    演出責任者の相次ぐ交代など迷走を重ねた五輪開会式。今回入手した11冊にも及ぶ台には、その過程が詳らかに記されていた。なぜ、どのようにして、開会式は“崩壊”していったのか。小誌だけが書ける全内幕――。 そのセレモニーは、新国立競技場に1台のバイクが颯爽と走ってくるシーンから幕を開けるはずだった。大友克洋氏の漫画『AKIRA』の主人公の愛車、赤いバイクだ。会場に映し出されるカウントダウンの数字。ゼロになると、中央のドームが開き、ステージに3人の女性が姿を見せる。Perfumeだ。会場には、彼女たちをプロデュースする中田ヤスタカ氏の書き下ろし楽曲が流れている。 Perfumeの出演は幻に終わった 精魂込めて作り上げた210分間のステージが、全世界の人々を虜にし、アスリートたちの背中を押していく。演出振付家・MIKIKO氏と彼女が率いてきたチームにとって、東京五輪の開会式はそんな晴れ舞台となるに

    台本11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕 計1199ページにすべての変遷が | 週刊文春 電子版
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    bearkurou 2021/07/29
  • 「タレントDJは許せない。恥ずかしくないのか」と思っていた俺の気持ちはなぜ変わったか/DJ松永 | 文春オンライン

    タレントDJ。世間でどれくらい通用する言葉かは分からないけど、芸人やアイドル、モデルといった芸能活動を営む傍ら、副業的にDJ活動を始めた芸能人のことを勝手にそう呼んでいる。数年前まで、俺はそのタレントDJのことが好きになれなかった。 彼らが出演するようなパーティーは、VIP ROOMがあったり高いお酒が振舞われたりするような、華やかでラグジュアリーなクラブで行われることが多い。そんな場所にゲストDJとしてブッキングされていることがほとんどだ。 しかし、実際にそのタレントDJ達が、それほどの舞台にゲストDJとして出演出来る程の腕前なのかというと、そんなことはほぼない。DJ以外で得た知名度や肩書きを抜きにしてしまったら、同じ舞台に同じ条件で立つのは不可能だと思う。ゲストDJとしてメインタイムにプレイしてるのにもかかわらず、その日に出演する横並びのDJと比べて誰よりも技術が劣ってたり、最近やっと

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    bearkurou 2020/07/25
  • 1000作品以上集めてわかった「マンションポエム」に隠された“ワナ” | 文春オンライン

    マンションポエム。マンション広告に見られる詩的なキャッチコピーのことをぼくはそう名付けた。「洗練の高台に、上質がそびえる」(野村不動産「プラウドタワー白金台」)といった名調子のことだ。折り込みチラシや、駅や電車内の広告などでよく見かける。物件のアピールの域を超えたその表現は、ポエムと呼ぶにふさわしい。

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    bearkurou 2018/12/19
  • 「わたし、肉食だから」とか自称する女の人はなんなの問題 | 文春オンライン

    先日、女性経営者が誕生日会をやるというので、呼ばれて行って来たら修羅でした。 200人ぐらいいたでしょうか。慌ただしくご来賓に挨拶をされている経営者ご人のお姿を見ながら、私はひたすら瓶ビールを空にする作業を繰り返していました。さすがに来場者の過半は女性だったので凄いなと思ったのですが、話す人話す人みんな働いている人たちなんです。 野望や野心はもっとこう、内に秘めておいて欲しいんですよ いや、働く女性が輝くのは素晴らしいと思うんですよ。安倍晋三総理も女性に「お前ら輝けよ」って言ってますし、男女が平等に社会に参画する方針なのは別にいいんじゃないですか。男でも女でも頑張って生きていこうという人は応援したいですし、札束を見せびらかしながら月に行こうが、いい歳した女がアイスバケツチャレンジでビキニになろうが、人が良ければそれでいいんだと思います。好きにしろよ。 しかしですね、そういう野望や野心は

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    bearkurou 2018/11/01
  • 「なぜ高畑勲さんともう映画を作りたくなかったか」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #1 | 文春オンライン

    高畑さんが亡くなり、「お別れの会」を終えたいまも、気持ちが収まる気配がありません。徳間康快や氏家齊一郎さん、あるいは親父やお袋が死んだときも、葬儀を終えてしばらくしたら、心の整理はついたんです。ところが、今回はなかなか落ち着かない。気がつくと、すぐそこに高畑さんがいるんですよ。こんなことは生まれて初めてです。それだけ強烈な人だったということなんでしょうけど、正直なところ困っています。 お別れの会でも話しましたが、高畑さんと僕は最後の最後まで監督とプロデューサーでした。ある種の緊張関係がずっとあったんです。 鈴木敏夫(スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー) ◆ ◆ ◆ 最初にじっくり話をしたのは、高畑さんが『じゃりン子チエ』を作っているときでした。当時の僕は『アニメージュ』の編集者。制作会社テレコムがあった高円寺の喫茶店でインタビューすることになりました。席に着くやいなや、高畑さんは先制

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    bearkurou 2018/08/11
  • ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」 | 文春アーカイブス | 文春オンライン

    さる8月15日、30年以上勤めた任天堂を退社しました。大学を出てからずうっと任天堂で玩具作りにかかわってきたのですが、55歳を区切りに自分のアイデアをもっと自由にいかせる仕事をしようと考えたのです。 もっとも、新しい門出に、いきなり洪水のような報道が襲ってきました。 退社する前日に、『日経済新聞』が私のことを大々的に報じたのです。 いわく「ゲームボーイを開発した功労者が退社した。鳴り物入りで宣伝した『バーチャルボーイ』失敗の責任をとったものだ」 いわく「『NINTENDO64』が予想以上に売れていないため、任天堂の利益が大幅に減っている」 二つの「事実」を並べて読むと、読者には任天堂が大変な苦境に陥り、まるで内紛でも起こっているかのように思えるでしょう。 実際には、私は「『バーチャルボーイ』失敗の責任をとって」辞めたわけではありません。 前々から、55歳になったら、独立したいと考えていま

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    bearkurou 2018/05/05
  • 小島秀夫が観た『ブレードランナー2049』 | 文春オンライン

    映画には、決して触れてはいけない領域に存在する、伝説の傑作がある。 それらは、安易な続編やリブートを許さず、特別な地位にとどまって、後続の作品やカルチャーに影響を与え続ける。 『ブレードランナー』は、そんな伝説的な作品のひとつである。 「ブレラン」の洗礼を受けた人間は、それ以前にはもう戻れない 1982年に公開されたこの作品は、その斬新なビジュアル、美学、テーマによってカルト化し、多くのフォロワーを生んだ。ハイテクとデッドテックが混在したレトロフューチャーな舞台設定、自己と他者、虚構と現実が曖昧になった世界での聖杯探求、エンタテインメントによって「人間とは何か」という哲学的なテーマを語ること。映画、アニメ、ゲーム音楽小説といった表現ジャンルだけでなく、ファッションなど、あらゆるカルチャーに影響を与えた。 「ブレラン」の洗礼を受けた人間は、それ以前にはもう戻れない。それほどのインパクトを

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    bearkurou 2017/10/29
  • わざわざ「フジロック行ってきた」と報告される問題 | 文春オンライン

    この時期になると、身の回りで「フジロックに行ってきた」ってわざわざ私に自慢する親父がたくさん出るんですよね。あっ、はい。いや、興味ないんですよね。ギターとか楽器はやってましたけど、忌野清志郎も死んだしパソコン作業中に音楽聞く習慣もなくなったので。いまはもっぱらホワイトノイズ聞きながら原稿書いたり調べものしたりしています。 なぜフジロックに行った人はわざわざ私に報告しますか ただ、フジロックが楽しければ、自由に楽しんでいいと思うんですよ。ほんと、妨害しないからお好きにどうぞ。好きなミュージシャンが出て、心地よかったんでしょ。良かったね。ほんと良かったね。 なのに、なぜフジロックに行った人はわざわざ私に報告しますか。いや、その情報要らないから。あーたが楽しかっただけでしょ。フジロックが好きな人同士で楽しく経験を語り合えばいいじゃないですか。「何年振り何度目だったんですけど」とか貴殿のライフスタ

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    bearkurou 2017/08/03
  • ヒャダイン「フジテレビへの『愛ゆえの憎しみ』」 | 文春オンライン

    子供の頃からフジテレビの番組が大好きだったヒャダインさん。けれど、いま、フジテレビの状況は厳しいものになっている。3回にわたり話を伺った最終回は、そんなフジテレビについての愛あるからこその率直な思い。そしてテレビの未来について話を聞きました。 ――2016年、テレビで特に印象的だったことはなんですか? まず一つは『お笑い謝肉祭』(※「『裸になれば笑いがとれる』という低俗な発想が許しがたい」などというクレームを受け、BPOの審議対象となった)。内容はどうしようもなかったし、吉村(崇)さんが全裸でっていうのはありましたけど、あれを目くじら立てる時代になったんだと思いました。それは時代の変遷だから、ぼくはいいも悪いも思わない。逆にこれを引きずっちゃいけないと思います。 『謝肉祭』はTBSですけど、あれが批判された要因の一つとしては、もしかしたら(司会の)石橋貴明さんという存在が大きかったかなと思

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    bearkurou 2017/02/13
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