早晩アフリカを避けることはできなくなる 2008年2月11日 経済・ビジネス社会国際情勢 コメント: トラックバック (0) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの本質」はこちら) 〜2008年のCSRはこうなる!(5)〜 「グローバリゼーションの光と陰」、使い古された常套句かもしれません。しかし今回あえて取り上げてみようと思います。グローバリゼーションの「陰」には全く違う二種類の「陰」があるとワタシは考えてきました。一つの「陰」の典型例は中国やインドなどの児童労働問題。もう一つの「陰」の典型例はアフリカの栄養失調の子供たちです。どう違うのでしょうか? 前者は急速に進展するグローバリゼーションの内側で起こっていること。グローバリゼーションの中には陽光を浴びている部分とその陰となっている部分があります。 国際的直接投資の力はアジアその他の発展途上国の漁村、農村を瞬く間に工業製品の輸出基地へと変質