2011年のクリスマスイブ、東北にはいったい何千人のサンタクローズが現れたのでしょうか。そして、そのサンタクロースたちが背負う袋にも、ものすごい数のプレゼントが全国から、そして世界から届けられたことでしょう。 広島商工会議所の職員である寺澤正寛さん(36)もそんなサンタを率いた隊長の1人です。彼は、9月11日に広島で開かれたあるシンポジウムに参加し、福島の子どもたちに笑顔を届けたいと決意しました。そして、ひろしまNPOセンター地域コーディネーターのあびこえりかさんと2人で構想を練り、各地の被災地支援サイトなどで情報を集め、被災地のクリスマスにサンタクロースを派遣しようというアイディアを固め、11月に入ってから行動のためのホームページを立ち上げたのです。 普通この手のイベント型のボランティアは、ちゃんとした組織があって、複数の中核となる人物と、対象となる地元組織へのコネクションを有して、半年
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