【シリコンバレー時事】インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックは29日、同社サービス上で個人が銃の売買交渉を行うことを禁止すると発表した。 これらは個人間の銃売買の交渉に使われ、違法な取引の温床にもなっていた。 「フェイスブック」や傘下の写真共有サービス「インスタグラム」が対象。オバマ大統領は今月、相次ぐ銃乱射事件を受け、ネット上の銃販売の規制強化策を打ち出しており、市民団体などもフェイスブックに対応を求めていた。 フェイスブックは違法薬物などの売買交渉は既に禁止している。一方、営業免許を持つ業者が銃を宣伝し、フェイスブック以外のサイトに誘導して販売することは禁止しないという。