日本将棋連盟の佐藤康光会長(53)は4日、記者会見し、任期満了に伴う役員(理事)予備選挙に立候補せず、今期限りで退任することを明らかにした。同日立候補が締め切られた予備選には羽生善治九段(52)が届け出を済ませており、新会長に就任する公算が大きい。 佐藤会長は記者会見で「来年は将棋連盟の創立100周年という大きな節目を迎える。次の100年をどうしていくかを次のメンバーに託すのがいいと判断した」と述べた。羽生九段は同日、将棋連盟を通じて「この度、日本将棋連盟役員選挙に立候補する届け出を提出しました。2024年に100周年を迎えるにあたり自分なりに力を尽くす所…