「エルフ」は日本のフィクションにおいて非常に人気のある存在であり多くの作品に登場するが、 一方で、不思議と「有名なエルフ」がいないという問題があった。 「エルフといえば?」「ロードス島戦記のディードリットと…あとは…」という感じ。 いやディードリットでさえ最近のオタクは知らないだろう。 しかしフリーレンはついに成し遂げた。 エルフにして主人公、しかも作品は大ヒット。 彼女はエルフの代表格、エルフの代名詞、エルフの第一人者となったのだ。 少なくともあと10年くらいは「エルフといえば?」「フリーレン」ということになるだろう。 この偉業はもっと讃えられるべきだと思う。