記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 中国はリーマン・ショック後に大規模な景気刺激策を発動し、「世界の救世主」と讃えられた。しかし盛者必衰の理のごとく、現在中国はその後遺症に苦しんでいる。最近では、中国経済の先行きが世界経済の最大の不安材料であり、中国経済の腰折れはするかしないかの問題ではなく、いつするかの問題だとさえ言われることもある。中国が「世界の時限爆弾」だと言わんばかりだ。 「4兆元の景気刺激策」の後遺症に苦しむ 人々の目に映る中国像が変化していったのは、故なきことではない。リーマン・ショック以降の大規模な景気刺激策は中国経済、ひいては世界経済の底割れを防ぐうえで大いに貢献したものの、それが次第に過剰資本ストック、過剰債務という重しとなって中国経済にのしかかるようになっていったからである。 リーマン・ショッ
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