先日、Androidアプリの多くが個人情報を無断送信しているという、セキュリティリスクを内在していることを紹介したが、こんどはiPhoneを含むiOSプラットフォーム上で同様の問題を含む可能性が存在することが、あるセキュリティ専門家の指摘によって指摘されている。 米ペンシルバニア州ルイスバーグにあるバックネル大学(Bucknell University)でネットワーク管理者を担当しているEric Smith氏が10月1日(現地時間)に発表した論文 (PDFファイル)によれば、iOSデバイスには個々を識別するための端末番号と呼べるUDID (Unique Device Identifier)が付与されており、iOSアプリがこれを自由に読み取り、バックエンドのサーバへ送受信可能な状態になっているという。もともとiOSではGPSデータやUDIDの利用が可能になっており、iOS SDKの規約が許す