電通は、SNS「Facebook（フェイスブック）」の利用者を対象にしたマーケティング調査サービスを、2011年10月中旬より開始する。調査会社のマクロミルが協力し、誰もが使いやすいサービスにするという。 Facebookの1画面上に1社限定で掲載できる「プレミアム広告」を使ってアンケートを告知し、利用者に参加を促す。この広告は電通が独占販売権を持っている。さらにアンケートをFacebookのアプリケーションとして実施することで、参加した利用者から許可を得てプロフィール情報などを収集する。 調査サービスには2つの種類がある。「ADリサーチTYPE」は広告で利用者を誘導し、企業のFacebookページでアンケートを実施する。Facebookのプレミアム広告に加え、地域、年齢、関心によって対象となる利用者を絞り込む「マーケットプレイス広告」を併用する。 プレミアム広告で幅広い利用者に認知させ、

「ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）日本版」のAndroid（アンドロイド）スマートフォン向けアプリケーションが登場した。対応OSはAndroid 2.1 Update 1以降で、アプリのダウンロードは無料。有料会員登録するとすべての記事が読めるほか、無料会員登録でも一部を閲覧可能。有料会員の購読料は、1カ月契約で1980円、6カ月契約で9960円 （月平均1660円）、1年契約で1万6560円（月平均1380円）。 すでにiPhone（アイフォーン）／iPad（アイパッド）アプリが登場しているWSJ日本版だが、より幅広い端末で利用できるようになった。 アプリをダウンロード後、会員登録を済ませると、パソコン向けのWSJ日本版で配信中のニュースや人気コラムをタッチスクリーンによる直感的な操作で閲覧できる。金融やビジネス、ライフスタイルといったカテゴリーごとに記事一覧を表示できる。 ま

ソフトバンクモバイルは2011年秋以降、携帯電話利用者の年齢情報を、SNS大手の「GREE（グリー）」と「mixi（ミクシィ）」に順次提供する。SNSでの年齢認証のためだ。 各SNSで年齢認証が必要なサービスを利用する際、利用者の同意のもとで、ソフトバンクモバイルが保有する年齢情報を、SNSの運営会社に通知する。 KDDI（au）もすでに同様の取り組みを始めており、2011年1月からGREEに、2月からmixiに、4月から「Mobage（モバゲー）」に、それぞれ携帯電話利用者の年齢情報を提供している。 ソフトバンクモバイルの年齢情報についても、主要なSNSで採用が進む見通し。 GREEによると、各キャリアの年齢情報を利用すれば、より正確な年齢認証が行える。なおソフトバンクモバイルが提供するのは、生年月日や満年齢でなく、特定年齢以上であるか未満であるかという情報。GREEは一定の年齢によって

セイコーエプソンが2011年9月以降に販売するインクジェットプリンターは、米Apple（アップル）のiPad（アイパッド）やiPhone（アイフォーン）、iPod touch（アイポッドタッチ）から無線で印刷できるようになる。Appleの「AirPrint」技術に対応するためだ。 iPad、iPhone 4、iPhone 3GS、そしてiPod touch（第3世代以降）で利用可能になる。プリンタードライバーのインストールやソフトウエアのダウンロードは不要で、AirPrintを使って文書や写真を無線で直接印刷できるようになる。プリンターの対応機種やサービスの詳細については同社のWebサイトで順次公開する。 これに加えエプソンが2011年9月以降に販売するインクジェットプリンターは、米Google（グーグル）のインターネット印刷サービス「Googleクラウドプリント」にも対応する。 Andr

ネイバージャパンの無料オンラインストレージ「Nドライブ」のスマートフォン用アプリケーションが刷新し、30GBまでデータを保存できるようになった。iPhone（アイフォーン）版、iPad（アイパッド）版、Android（アンドロイド）版が利用可能だ。 Nドライブは2011年8月3日にパソコン版でデータ記録容量を10GBから30GBに拡大しており、スマートフォン版もこれに追随した。従来は200MBまでだった1ファイル当たりの転送量制限も緩和した。iPhone・iPad版についてはアップロード、ダウンロードともに1ファイル2GBまで、Android版についてはアップロード、ダウンロードともに同500MBまで利用できる。 また操作画面を全面刷新し、Nドライブに保存したファイルの種類ごとに「音楽」「写真」「動画」「ドキュメント」に分けて表示できるようになった。 これに加えiPhone、Android

CDショップ「WAVE」が自己破産申請の準備に入ったと、信用調査会社の帝国データバンクが発表している。SNS「Facebook（フェイスブック）」でも店舗の公式ページなどが閉店を伝え、利用者からは別れを惜しむ声が上がっている。負債額は約24億5000万円で今後、膨らむ可能性があるという。 帝国データバンクによると、WAVEは2011年6月28日に債務整理に入っていたが、7月末に全店舗を閉店し、8月6日付で自己破産申請の準備に入った。 WAVEは1993年1月に設立。音楽CDをはじめDVDや関連商品、書籍類を販売し、ピーク時には40店舗強にまで拡大した。1997年2月時点では約122億円の年間売上高があった。そのあいだ親会社は大手ファッションビル経営業者や、大手音楽ソフト小売業者、大手家電量販店、DVD・中古ゲームソフト小売業者などと相次ぎ交代していた。 最近は市場の縮小で店舗を整理する一方

2011年の8月時点でスマートフォンの所有率は42％となり、1月に行った前回調査の29％から大きく上昇した。半年間で急速に普及が進んでいる。 スマートフォン利用者の61％が過去1年以内に使い始めたといい、ほぼ4割（39％）は半年以内となっている。 スマートフォン利用者を利用形態別に見ると、特に「スマートフォンのみを持っている」という人が1月の16％から8月には26％と急拡大している。各キャリアにおけるAndroid（アンドロイド）スマートフォンの品ぞろえ拡充と、バッテリー持続時間など基本性能の向上が寄与していると、価格.comは分析している。 年代別では、年齢層が低くなればなるほど、スマートフォンの所有率も高くなる傾向にあることが分かる。所得の少ない20歳未満を除けば、若い人ほどスマートフォンの所有率は高く、20歳代では半数以上が所有している。30歳代が約半数、40歳代でも4割。男性の方が

ソーシャルゲーム大手の米Zynga（ジンガ）は、SNS「Facebook（フェイスブック）」用ゲームアプリケーション「CityVille（シティビル）」の日本語版を公開した。日本語のFacebookゲームを投入するのはZynga初の試み。CityVilleは月間8900万人が参加する世界最大のFacebookゲームだ。Zyngaの日本法人ジンガジャパンが手がける。 CityVilleは、Zyngaとして初めて複数の言語に対応したゲーム。日本語対応は英語やフランス語、イタリア語、ドイツ語などに続き世界で9番目となる。 日本語版については、Facebookの利用者数が拡大している日本で、国内の利用者がさらにFacebookを楽しむきっかけになるとの狙いで公開したという。ゲームの内容は利用者それぞれの理想の都市を作り上げるというもの。さまざまな店舗や施設を設置し、住民の満足度を高め、街を大きく育

SNS世界最大手「Facebook（フェイスブック）」の利用者から「いいね！（Like）」などの評価を引き出すための機能を備えたソーシャルマーケティング支援サービス「CREYLE（クレイル）」をリクルートが始めた。 Facebookやミニブログ「Twitter（ツイッター）」を利用したい企業向けに、必要な機能を「全部入り」したと言えそうなサービスだ。料金は月額21万円から。 まずソーシャルメディア利用のための戦略立案やその具体的な実施方法、企画、開発、制作、運用などについてリクルートから一括して支援を受けられる。 また、各ソーシャルメディアに企業が設けた公式アカウントを一元管理できるクライアントの機能も備えている。Facebookのウォール（掲示板）への投稿や、Twitterのツイート（つぶやき）更新などをまとめて行える。さらに動画などを用意していれば、簡単にソーシャルメディアに投稿できる

米Google（グーグル）がSNS「Google+（グーグルプラス）」の法人向けバージョンを開始するのに先がけて、米Facebook（フェイスブック）はビジネスにおけるFacebookサイトの活用を支援する「Facebookビジネス」サイトを開設した。 Facebookビジネスでは、Facebook内のビジネス公式ページ「Facebookページ」の作成の仕方から利用法、広告配信に関する各種設定や管理、スポンサー記事の効果と実装方法、自社サイトとFacebookの連携などについて詳しく説明し、それぞれ必要な手順へのリンクを設けている。 Facebookは以前より法人の利用が可能で、すでに多くの企業がアカウントを登録し、Facebookページを構築してユーザーとのコミュニケーションやマーケティングキャンペーンの展開などに活用している。今回Facebookビジネスを開設したのは、Google+の

ソフトバンクモバイルは、Android（アンドロイド）スマートフォン2モデルを2011年8月中旬以降に発売する。デザイン重視のシャープ製端末「AQUOS PHONE THE PREMIUM SoftBank 009SH」と、使い勝手を簡素化した中国ZTE製「SoftBank 008Z」だ。 009SHは背面カバーに、光の当たり具合で質感が変化するテクスチャー調デザインを採用し、本体カラーはプレシャスゴールド、ブラック、ホワイト、ピンクの4種類を用意する。 ディスプレイは3D対応の4.0型QHD（960×540ドット）液晶。3Dゲームや3D動画などを標準搭載する。カメラは有効800万画素。外部記録媒体として容量2GBのmicroSDHCメモリーカードを同梱し、最大32GBに対応する。 ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、デコレメール、緊急地震速報といった機能も備える。また見ているWebペ

米Google（グーグル）は独自のSNS「Google+（グーグルプラス）」を米Apple（アップル）のスマートフォン「iPhone（アイフォーン）」から利用するためのモバイルアプリケーションをリリースした。Appleの「App Store（アップストア）」で無償公開している。「iOS 4.0」以降を搭載した「iPhone 3G」「iPhone 3GS」「iPhone 4」で利用可能。英語のみ対応する。 Google+は、特定の利用者だけで交流できる「サークル」、動画やニュースなどを共有する「Sparks（スパークス）」、複数人でビデオ通話ができる「ビデオチャットルーム」、携帯電話などで写真を簡単に投稿したり、グループチャットしたりできる「モバイル」を主な機能としている（関連記事）。 iPhone向けアプリケーションでは、サークルにアクセスしてメンバーを管理できるほか、サークル内の投稿や更

任天堂は、携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに3D映像や2D映像を不定期に配信する「ニンテンドービデオ」のサービスを開始した。無線LAN環境でニンテンドー3DS用の映像受信／再生ソフトをダウンロードすると無料で利用できる。 任天堂はすでに、日本テレビ放送網とフジテレビジョンの2社が制作する3D映像作品を2011年6月からニンテンドーDS向けに毎日配信している。こちらは専用ソフト「いつの間にテレビ」をダウンロードすると利用できる。 ニンテンドービデオはこれとは別に、任天堂が推奨する3D、2D映像作品を配信するものだ。無線LAN環境でニンテンドー3DSを「いつの間に通信」を利用可能な状態にすると、自動で作品を取得できる。具体的にはニンテンドー3DSが休止状態（スリープモード）になると、家庭の無線LANや、任天堂が全国で運営する無線LANアクセスポイント「ニンテンドーゾーン」を自動探索し、イ