2023年12月30日のブックマーク (4件)

  • 魔術/芥川龍之介/児童文学・童話/感想・レビュー・あらすじなど -    桜さくら堂

    「―御覧なさい。この手をただ、こうしさえすればいいのです」 ある時雨の降る晩、若い魔術の大家、ミスラ君が魔術を見せてくれました。 ミスラ君は、魔術は誰でも造作なく使える、と言います。 ただ、習得するのには一つ条件があったのでした。 魔術/芥川竜之介・作/宮順子・絵/偕成社 ミスラ君というのはインド人で、竹藪に囲まれた古く小さな西洋館に住んでいました。 うす暗いランプの光で照らされた部屋で、ミスラ君は摩訶不思議な魔術を使ったのですが、感嘆する私にミスラ君は、 「私の魔術などというものは、あなたでも使おうと思えば使えるのです」と言うのでした。そこで是非、魔術を教えてもらおうと頼みます。すると、 「ただ、欲のある人間には使えません。ハッサン・カンの魔術を習おうと思ったら、まず欲を捨てることです。あなたにはそれが出来ますか」 「出来るつもりです」と私は答え、その晩は魔術を教えてもらうために、御婆

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  • 吾のイルミさらに灯せば冬の暮〖季語・冬の暮〗 -    桜さくら堂

    以前にも書きましたが、12月の仕事帰りは短日ということもあって、いつも帰りは真っ暗でした。その頃は、まあ、とにかくストレスフルな毎日だったのです。 そんなわけで仕事の嫌なことをしょい込んだまま、暗い夜道を俯きながらトボトボと帰る日々が続きました。 そんなある日、ふと顔をあげると、いつもの道を逸れた路地に何かが輝いているのが見えました。なんだろうと思って行ってみると、それはとある家の玄関脇に飾られていたささやかなイルミネーションでした。 窓の中にも飾り付けてあって、たくさんの星が光っているのが見えました。 「はあっ」と、ため息が出ました。 その美しい光を見て、全ての嫌なことが一瞬で消えていったのです。 見知らぬ人の家のイルミネーションに、心がほっこりと癒されたのでした。 もちろんそんなつもりで飾ったのではないでしょう。 だけど。縁もゆかりもない私の心が、それで明るくなったことは確かなのです。

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  • 【横浜ディスプレイミュージアム】日本最大級!見応えたっぷりの造花・ドライフラワー専門店 - ぶらりうぉーかー

    こんにちは。今回は横浜駅近くにある『横浜ディスプレイミュージアム』のご紹介です。国内最大級の造花・ドライフラワーなどのディスプレイとデコレーションアイテム専門のお店です。支店とパートナーショップが埼玉・郡馬・福島など、国内に4~5店舗ほど展開するお店で、横浜店になります。 「横浜市中央卸売市場」の近く、「Kアリーナ」の川を挟んだ向こう側にあるマンション「アルテ横浜」の1~2階に『横浜ディスプレイミュージアム』があります。一般の方への販売の他に、フラワーアレンジメントや施工業者など、ディスプレイのプロの方達への卸売りも行う会社です。むしろ、そっちの方がメインなのかも知れませんね。なお、購入するには会員登録が必要となります。 店内は、写真撮影OK。ところどころにフォトスペースもあります。 上の写真は、桜のディスプレイの例。幹と花はフェイク、枝は物を使用しているのだそう。ディスプレイ業者や

    【横浜ディスプレイミュージアム】日本最大級!見応えたっぷりの造花・ドライフラワー専門店 - ぶらりうぉーかー
    begoniantokyo
    begoniantokyo 2023/12/30
    ゴージャスの一言!リースが素晴らしいと思いました。
  • 昭和の板壁のパテ埋め〜その1 - 山田ガーデン

    ブレーカーカバーに引き続き、スイッチカバー、コンセントカバーもキレイに仕上がりました。 こんな小さな部分でも、キレイになると印象ががらりと変わります。クロスが真っ白で真新しいから余計に、黄ばんだスイッチカバーは存在感がありました(笑)。 次に台所まわりに取り掛かる予定でいましたが、もっと大きな部分をやってしまおう、と目をつけたのが玄関です。 玄関の内壁は昭和の板貼り。ペンキで塗装するのですが、その下準備としてパテ埋めをしましょう。釘やヒートンを打った穴の跡をパテで塞いでおかないと、ペンキを塗っても穴がそのまま残ってしまうからです。 とにかくいろんなものが壁に穴を開けて取り付けられている。穴を埋めるのは地味な作業ながらも、キレイに仕上げるには大切な工程。パテ埋めをして固まったら、平らになるようヤスリで削り、ペンキで仕上げるという流れになります。 それから全面にある木材のつなぎ目。アクセントと

    昭和の板壁のパテ埋め〜その1 - 山田ガーデン