タグ

ブックマーク / note.com/8_5_ (3)

  • スマホの調子が悪くなり調べて貰いに行ったら恐ろしい事になっていた話|やーこ

    最近調子が悪いとは思っていたが、ついにスマホのSiriが私の呼びかけを無視する様になった。 こちらの声を拾いきれていないらしく、通話も怪しい状態となってしまった。 絶望的な気持ちになりながら、朝早くにショップへ行くと店員に怒鳴っている客がいた。 私がカウンターに案内されると、「他のお客様もいますので、お声を少々落として…」と、その客に対応していた店員が気を遣ったが為に、客の怒りがこちらに飛び火し、凄まじい剣幕で「何かアンタに迷惑かけてるっていうの!?」と、こちらへ捲し立ててきた。 私は火に油を注がぬよう慎重に言葉を選びSiriが反応しない事を伝え、早急に対応してもらえるよう協力してほしいと伝える事にした。 しかし、私の「Siri」のイントネーションがおかしいが為に 「私の尻の調子が悪いので、どうかご協力頂けますか?」 と、唐突に尻の不調を訴え、初対面の客に協力を要請する不気味な事態となった

    スマホの調子が悪くなり調べて貰いに行ったら恐ろしい事になっていた話|やーこ
    behuckleberry02
    behuckleberry02 2023/03/02
    冒頭数行で誰が書いたかわかるやーつ
  • 夏休みに異物混入の被害にあった話|やーこ

    身を守る為に、確認を怠らずこの夏を過ごして頂きたい。 ある体験型講座に単身で参加した。 先生が来るまで教室は殆ど私語もなく静かであった。 突如「あっ」と声が聞こえ視線を向けると、真面目そうなおじさんが鼻血を流していた。 周りも心配そうに視線を送り、彼は注目の的となってしまった。 私も鼻血が出やすい体質なので分かるが、皆に見られるのはなかなかに恥ずかしい。 ティッシュが無かった為、私はハンカチを差し出した。 しかし、私の手に握られていた物はハンカチではなく、母のパンツであった。 母が私のハンカチ用の棚に異物混入したのだ。 こんな物を貰ってどうしろというのだ、この真面目そうなおじさんに鼻血から注目を逸らす為に頭に被れとでも言うのだろうか。 危うく鼻血滴るパンツ被りおじさんという、警官の視界の隅に入った瞬間に否応無しに包囲される存在が生まれるところであった。 私はこの期に及んで誤魔化そうと、ポケ

    夏休みに異物混入の被害にあった話|やーこ
    behuckleberry02
    behuckleberry02 2022/08/06
    #小説 タグが付いているから小説なんでしょうね。
  • 猫の診察で泣きそうになった話【本編】|やーこ

    を初めての病院へ連れて行く事になった。 病院が違えば、色々とルールも違うものらしい。 前の病院は気が散らないよう必要最低限しか話しかけてはいけない雰囲気であったが、こちらの病院では先生がを診察している間、褒めてくださいと言うので、変わった病院だなと思いつつも言われた通りにする事にした。 「非常に聡明な顔立ちで…」 「髪型も綺麗に整っています…」 「に対しても非常に紳士的で…」 などと、しどろもどろ褒めていると 「……僕じゃなくて、ちゃんの方を……」 と先生が震える声で訴えてきたので、ようやく己の間違いに気がついた。 しかもを驚かせないよう静かにゆっくりとした口調で誉めていた為、戦場カメラマンの渡部陽一のような口ぶりとなっていた。 気を遣ったが故に何か心に迫る雰囲気が出てしまった。 後の会話で判明する事だが、この時すでに看護師は限界を迎えていたという。 己の間違いは凄まじく恥ずかし

    猫の診察で泣きそうになった話【本編】|やーこ
  • 1