データ・リテラシーと言う言葉を聞いたことありますか? 簡単に言うと、「データを読むことができて、データを理解でき、データを使って議論でき、データから得られた情報を使って意思決定ができる」能力のことです。 ダレル・ハフによって今から70年前になる1950年代に書かれた「統計でウソをつく方法 (How to Lie with Statistics) 」というこの世界では古典となる本があります。この本ほどデータリテラシーがいかに重要かをわかりやすく簡潔に説いた本はないと思うのですが、その教えは70年経った今でもまるで昨日書かれたかのように新鮮です。 むしろ、私達市民のデータリテラシーは当時と比べてあまり変わっていないかのようで残念です。 さらに、今日のようにデータがいよいよ簡単に手に入るようになり、簡単に分析できるようなツールも出てくるようになると、情報の消費者としてだけでなく、むしろ情報の供給