楽器店や書店で販売されている楽譜。今後、その楽譜の流通の仕方が少しずつ変化していく可能性がありそうです。先日、大手総合印刷会社の大日本印刷が電子楽譜の制作・配信を行う流通販売事業を開始したのと同時に、その電子楽譜をiPadで閲覧し、活用するためのアプリ、MuseCloud(無償版)を公開しました。 これまでもPDFを用いた電子楽譜は一部で流通していましたが、今回、大日本印刷が採用したデータ形式は、FinaleやSibelius、Doricoなどの楽譜作成ソフトが共通フォーマットとしてサポートしているMusicXML。このMusic XMLを用いることで、単に表示できるだけでなく、簡単に移調することができるし、実際に演奏させることもできるため、PDFとは役割が大きく変わってきます。実際、電子楽譜とはどんなもので、MuseCloudで何ができるのか、紹介してみましょう。 大日本印刷が電子楽譜の
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