平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で17日に連覇を果たした羽生結弦(ANA)や2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がメダルを手にしたのは、競技が終わった直後ではなく、競技会場の江陵アイスアリーナから約20キロ離れた、山間部の平昌にある屋外特設会場「メダルプラザ」で同日夜に行われたメダル授与式だった。冬季五輪ではフィギュアだけでなく全種目のメダル授与式がメダルプラザで行われている。 【羽生の4回転サルコウ】16枚の写真を合成してみると… 競技直後に競技会場で実施されるのは「ベニュー(会場)セレモニー」。大会テーマ曲が流れる中、表彰台に立った選手には、韓国の伝統衣装を着た女性らが運ぶ大会マスコット「スホラン」のぬいぐるみが贈られる。 メダル授与式は一部例外を除き、競技の当日または翌日の夜に行われる。観客は当日の観戦チケットを持参すれば訪れることができる。大会組織委員会によると羽生らが登場した17日