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ブックマーク / www1.odn.ne.jp (2)

  • 湯浅誠『反貧困』 -紙屋研究所

    湯浅誠『反貧困貧困の自己責任論に最後的な打撃を与えた、といっても過言ではない。 たとえばぼくなどは、自己責任論批判として財界の戦略が背景にあることや、高度成長期などとの比較をしてきたわけだけども、それでも「でも私は努力してそうなりませんでしたよ」式の反論は残ることになる。 この前、日テレ系番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」をみていたら、お笑いコンビ・サンドウィッチマンが「1年間バイトやハケンを続けた人は正社員にします」という「マニフェスト」を出して「可決」されていたが(このコンビへのぼくの好感度はますます高くなった)、 http://www.ntv.co.jp/souri/manifesto/20080718.html このとき「反対」の論陣をはった人々の説教はやはり「私は努力してワーキングプアにはならなかった」というものだった。 これは貧困にまつわる自己責任論の最後の

  • NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」:

    2006年7月23日放映のNHKスペシャル「ワーキングプア――働いても働いても豊かになれない」を見た。 「フリーター漂流」では、非正規雇用という貧困をうみだす根源へと迫ったが、今回はこの非正規雇用の問題もふまえたうえで、地域や自営業の衰退、社会保障の貧弱さ、貧困の世代をこえた再生産、「希望格差」など、日社会の全体像へと広がっていった。 ちなみに「ワーキングプア」とは、「働く貧困層」の意味で、もともとはアメリカで広がっている事態を説明する概念である。 ここでは、「働いているのに生活保護水準以下という人」を指す言葉として使われており、全国で400万世帯とも、それ以上ともいわれている。日の全世帯の10分の1である。番組では紹介がなかったが、平均世帯人数(1世帯2.36人)で掛けても、1000万人前後がこのような生活を強いられているということになる。 「フリーター漂流」の果てに まず最初に、3

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