「石原軍団、炊き出し!」 石原軍団。いまだ目が離せない存在である。 ただ、その「目の離せなさ」は、昭和から平成へと時が移ろうともに、だいぶ意味性が書き換えられた感じがする。 いまや世間のコンセンサスとして、石原軍団を口にするとき、「石原軍団(半笑い)」というのが、正しい大人の態度だ。 社交上の礼儀ですらある。 いったいなにが哀しくて、 「ニッポン!」「コウワ!」「ソン!」「・・・ポ。」 などとやらなくてはいけないのか。 この平成も16年にもなって、どこぞあれに肯定的なものを見出せというのか。 また、ここ最近の石原良純もそれに一役買っている。 いや、気象予報士は立派な職業だと思う。 要は組合せの問題なのだ。 軍団なのに、天気予報士。 ここがキモだ。 軍団なのに、「いいとも」に出ている、とか、 軍団なのに、芸人にいじられる、とかも同類なのだが、 なんといっても