佐鳴予備校が2016年度愛知県立高校入試の解答速報を公開しました。各科目の講評を以下に掲載しておきます。 『国語』 昨年度やや難化した国語ですが、今年度は例年通りの難易度に落ち着きました。出題傾向も昨年と変わりません。数年分の過去問を解き準備をしてきた受験生は、見直しをする時間まで取れたのではないかと思います。難問がなかった分だけ、得点に差がつきにくく、ミスのない答案にできたかどうかがポイントでした。大問一(二)の「自足」の意味に一瞬とまどった受験生も少なくないでしょうが、消去法を使って時間をかけて考えれば、正解にたどり着くことができたでしょう。大問二(三)の要約問題は、二つの指定語句を文章の順序どおりにつなげて書くものでした。大問四の漢文は、皇帝が家臣に己の未熟さを語って聞かせるという内容のもので、非常に読みやすく、昨年と比べると平易だったといえます。 Aグループ入試では、「同音異義語」