(CNN Business) 米電気自動車(EV)大手「テスラ」は23日までに、市場でうわさされていたピックアップトラックの「サイバートラック」を発表した。従来の市販モデルとは異なる独自の流線型のデザインが注目を浴びた。 ロサンゼルス郊外のデザインスタジオで催された発表会で同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、車体外側には新たに開発された合金鋼を導入と指摘。自らが同じくCEOを務める宇宙開発企業「スペースX」のロケットにもこの材料が使用されているとした。 合金鋼の効果でサイバートラックは事実上、「防弾仕様」になっているとし、少なくとも9ミリ口径の短銃を含む小型の小火器の銃撃は防げると誇示した。 発表会では男性がハンマーで車体側面をたたく余興もあったが損傷は見られなかった。ただ、割れないはずとする金属ガラス製の窓に金属製ボールを投げ付けた際、ひび割れが生じる予想外の一幕もあった。
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