グローバルなシェアはアンドロイドが強い? ついにNTTドコモからのiPhoneの販売が開始され、国内における”スマホOS戦争”は、iOSが優勢になってきました。ソフトバンク、KDDIの2社が取り扱っていた時点で、国内市場においては約50%のシェアを占めていましたが、今後、さらにシェアを拡大していくことが予想されます。 それでは、世界的な視点で考えると、iOSとアンドロイド、どちらが強いのでしょうか? また、"2強"を脅かす存在は現れるのでしょうか? 三菱UFJリサーチ&コンサルティングのグローバルコンサルティング部に所属する澤村隆之氏、島村哲生氏に解説してもらいました。 ――そもそも現時点で、iOSとアンドロイド、機能に差はあるのでしょうか 「機能の差はほとんどありません。アプリがそれぞれのOSに対応してきて、それぞれでクオリティが高くなってきています。どちらのOSで動かしても違和感なく使
今月23日、アップルは業績発表を控えている。北米での報道では変わらずiPhone、iPadの売上げ好調が伝えられているが、日本ではなぜかiPhoneの売上げ不振、台湾メーカーによるiPadシェア逆転の報道が相次いだ。発端は日本経済新聞によるiPhone 5減産の報道(1月14日付)。 iPhone 5ディスプレイの発注が当初計画の6500万台から半減したことから、iPhone 5の販売が不調と結論付けた(「液晶大手、iPhone用パネル減産 販売伸び悩み 」)。この記事はウォールストリートジャーナルによって引用され、世界中に衝撃的なニュースとして伝搬したのは記憶に新しい。 しかし、発売以来の好調さが年末商戦で目立っていたiPhone 5が、急に販売不調になるものだろうか?という違和感を即座に感じたのは、筆者だけではないだろう。 実はアップル製品に関する不思議な統計値は、iPadの市場占有率
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