ネット界では有名なお話だと思いますが、何回読んでも心温まる歴史です。元ポーランド大使、兵頭長雄氏も「善意の架け橋」と言う本で紹介されています。副題は「ポーランド魂とやまと心」ですが、今回は他の書籍を参考にしました。ネット上に出ているFLASHもお借りしておきます。 18世紀末、ポーランドは内乱につけこまれて、隣国ロシアの支配を許していました。祖国独立を求め、幾度となくポーランド人は蜂起しましたが、そのたびに失敗し、捕らえられた者やその家族は、政治犯としてシベリアに流され、飢餓と寒さと伝染病と戦いながら厳しい暮らしを強いられていました。 百数十年後の第一次大戦後に、ポーランドはようやく独立を果たします。しかし、まもなくロシアでは革命が起こり、革命軍とロシア皇帝派の戦いはやがてシベリア全土を覆いつくし、その混乱は、当時10万人近くいたシベリアのポーランド人たちをも巻き込んでいきました。多くの人
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