カナダ・バンクーバー(Vancouver)で貨物コンテナをえい航するタグボート(2009年3月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Getty Images/Doug Pensinger 【6月17日 AFP】ナイジェリア沖で前月末に起きたタグボートの沈没事故で、行方不明だった乗組員が3日間、沈没した船内で生き延び救助されていたことが14日までに、救助関係者や家族の話から明らかになった。 事故は前月26日、シェブロンの石油基地があるナイジェリア南部エスクラボス(Escravos)沖で米石油大手シェブロン(Chevron)が委託するタグボートが荒波で転覆、沈没したもので、乗組員12人のうち10人は遺体で発見され2人が行方不明となっていた。 タグボートは逆さになった状態で深さ30メートルの海底に沈んだが、不明者のうちナイジェリア人料理士のオケネ・ハリソン(Okene Harris