この画像を大きなサイズで見る photoschmidt/iStock 人間の脳に感染し、我々をおバカにしてしまうウィルスが発見されたという。 問題のウィルスはジョンズ・ホプキンズ大学医学部とネブラスカ大学の科学者らが、喉に潜む細菌を調査している際に偶然発見されたものだ。 これまで、藻類に感染するものとしては知られていたが健康な人間に影響を及ぼすことは知られていなかった。そして、これに感染すると視覚処理や空間認識などの認知能力に影響を与えるそうだ。 研究を主導したロバート・ヨルケン博士によれば、この発見は人間が保有する”無害”な微生物が、実は我々の行動や認知能力に影響を与えることを示す、大発見であるそうだ。 人間同士の生理的な相違の多くは、両親から受け継いだDNAに組み込まれている。しかし、一部に関しては、人間が保有する多種多様な微生物が遺伝子と相互作用を起こすことで発露している可能性がある
