Appleが公式には発表していないメモリ容量は、うわさ通り1Gバイトだった。ロジックボードにはエルピーダメモリの4Gb LPDDR2が2個あり、合計で1Gバイトになる。Wi-FiチップはBroadcom製、通信チップはLTEをサポートする米QUALCOMMのマルチRFチップで、モデムもQUALCOMM製だ。16GバイトのNANDフラッシュメモリとMCPメモリは東芝製。 iFixitは、デュアルコアプロセッサとクアッドコアグラフィックスを組み合わせたSoCの「A5X」(iPad 2の「A5」と同じSamsung製)のカバーを外した写真も掲載している。 Retina Displayでの10時間駆動を実現するというバッテリーは、125×65×4ミリのセル3つで構成されており、電力量は43ワット時。 iFixitは、2003年に創業した、Apple製品を中心とするハードウェアの修理を請け負う企業。
![新「iPad」をiFixitが解剖 ディスプレイはSamsung製でメモリは1Gバイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c5dea319b7b0e24b3514ba297f2853bca112e213/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1203%2F16%2Fl_sk_ipad_03.jpg)