パキスタン・ワジリスタン(Waziristan)地域のバンヌ(Bannu)で車を調べる警察官(2013年11月2日撮影)。(c)AFP/KARIM ULLAH 【11月3日 AFP】イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」の最高指導者、ハキムラ・メスード(Hakimullah Mehsud)司令官が米国の無人機攻撃で死亡したことを受けて、同武装勢力の最高機関は2日、新たな指導者を選ぶ会合を開いた。 同武装勢力は、2007年にイスラマバード(Islamabad)の「赤いモスク(Red Mosque)」に人質を取って立てこもった急進派のイスラム教神学生らを軍が攻撃した後に結成された。 あるタリバン司令官はAFPに対し、ほとんど常に頭上を飛んでいる米国の無人機の注意を引かないように会合場所を何度も移動させるため、次の指導者を決め