東京都の国会議事堂前で脱原発を求めるデモに参加する人々(2012年7月29日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI 【12月27日 AFP】脱原子力を求めるオンライン署名に800万人が署名し、街頭の抗議デモには数十万人が集まった。しかし、今回の総選挙で日本国民は、最も原発推進派寄りの自由民主党に地滑り的な勝利を与えた。 東日本大震災がきっかけで起きた東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の事故後、初めてとなるこの総選挙で、国民の怒りがまるで溶け去ってしまったかのように旧来の自民党政権が呼び戻されたことは、脱原子力派の活動家らにとって大きな痛手となった。 NPO法人「原子力資料情報室(Citizens' Nuclear Information Center、CNIC)」の伴英幸(Hideyuki Ban)共同代表は、「大きな方向ではなく、具体的にいつ、どう(原発を)止めるかとい
![溶け去った日本の脱原発票、第46回衆院選](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2de442384d20882e9c008361641d318a5c34e26/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F1%2F1000x%2Fimg_11932b8889ad95f64a1db26e2dabf40e234059.jpg)