準惑星の表面に写った白い点は……?──米航空宇宙局(NASA)はこのほど、探査機「ドーン」(Dawn)が撮影した準惑星ケレスの写真に正体不明の明るい点が写っていることを明らかにした。火山や氷原などの可能性もあるが、さらに接近してみないと分からないという。
準惑星の表面に写った白い点は……?──米航空宇宙局(NASA)はこのほど、探査機「ドーン」(Dawn)が撮影した準惑星ケレスの写真に正体不明の明るい点が写っていることを明らかにした。火山や氷原などの可能性もあるが、さらに接近してみないと分からないという。
岐阜大の仲沢和馬教授(実験物理学)と日本原子力研究開発機構(茨城県)などのグループは、恒星の最終形態である中性子星に含まれていると推定されている素粒子「グザイ」の性質を解明した。中性子星にグザイが存在することをほぼ確定する成果で、宇宙創生の秘密に迫る一歩として注目される。 結果は、日本物理学会などがインターネットで発表する学術論文誌に近く掲載される。 中性子星は、寿命が尽きた恒星が爆発した後に残る星。大きさは太陽の100万分の1程度だが、質量は約2倍と極めて密度が高い。このため、素粒子のうち陽子や中性子より重い「ラムダ」「シグマ」「グザイ」のいずれかが存在すると考えられた。 仲沢教授は2001年、通常は陽子と中性子でできている原子核に、ラムダを結合した超原子核を作製。陽子、中性子とラムダが結び付くことが分かり、中性子星に存在する可能性が高まった。シグマは原子核と反発する関係と判明し、残るグ
イギリス宇宙庁は、11年余り前、火星の地表を調べるため打ち上げられたものの、その後交信が途絶えていた探査機が、火星の地表に着陸していたことが分かったと発表しました。 この探査機は、イギリスの研究者グループが開発した「ビーグル2」で、2003年6月、ESA=ヨーロッパ宇宙機関の火星探査機「マーズ・エクスプレス」の着陸機として打ち上げられました。 「ビーグル2」は、火星の土の成分の解析を行って生命の源となる水があるのか調べる計画でしたが、火星を周回する探査機本体から着陸に向けてこの年の12月に切り離されたのを最後に交信が途絶えていました。 これについて、イギリス宇宙庁は16日、NASA=アメリカ航空宇宙局の別の探査機が撮影した火星の地表の画像に「ビーグル2」とみられる白い物体が写っているのが見つかったと発表しました。「ビーグル2」は着陸はしたものの、搭載している通信機器が設計通り作動せず、交信
欧州宇宙機関は11月12日、探査機「ロゼッタ」(Rosetta)が、人類初の彗星着陸を目指す着陸機「フィラエ」(Philae)を分離したことを確認したと発表した。フィラエは約7時間かけてチュリモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸を目指す。成功の知らせが地球に届くのは13日午前1時ごろになる見込みだ。
3日夜、上空を流れ星のように、強い光を放ちながら物体が通過しているという目撃情報がツイッターなどに投稿され、福岡空港などに設置されたNHKのロボットカメラにも、この目撃情報のもとになったと見られる映像が記録されていました。航空当局によりますと、航空機の事故などは起きていないということです。 3日夜6時前、ツイッターなどで、上空を流れ星のように強い光を放ちながら物体が通過しているという情報の投稿が福岡県や佐賀県などから相次ぎました。 福岡空港に設置され南南西の方角をとらえているNHKのロボットカメラには、午後5時54分ごろ、この情報のもとになったと見られる映像が記録されていました。 映像では、画面の上の中央付近から右に向かって、強い緑色の光を放ちながら物体が通過していく様子がおよそ4秒間にわたって記録されていました。また、博多港に設置された別のロボットカメラにも同じ頃、弱いオレンジ色の光を放
2020年に起きる、前代未聞のスペース・テロを描いた傑作SF。 タイトルにもなっている「軌道の雲」を構築・運用するやり口が現実的すぎて恐ろしい。近未来どころか、今から着手すれば2020年に間に合うんじゃないと思えるくらいリアルだ。モデルとなったテロ首謀国には見せない方がいいんじゃないかと、本気で心配する。 基本原理と問題点は本書に書いてあり、設計はネットで引ける。調達と製造はiPhoneと○○だけで、「全部で千ドルもかかってないぜ。ポケットマネーで作れるんだ、こういうのは」。むかし昔『摩天楼の身代金』で、高層ビルとその住人を丸ごと人質にするアイディアを知ったときと同じくらいのヤバさを感じる。要するに「俺でもできる」だ(足りないのはモチベーションだけ)。それくらい身近な、近未来というよりは現未来。昭和生まれのわたしとっての近未来が、巨大宇宙船や宇宙ステーションなら、平成生まれの主人公の現未来
新しいくら寿司WebサイトのURLは https://www.kurasushi.co.jp/ です。 お気に入りやブックマークなどに登録されている方は、 お手数ですが新URLへの変更をお願いします。 2020年12月末日をもちまして、転送を終了いたします。
X線天文衛星「すざく」を用いた観測により、スタンフォード大およびJAXAの研究者たちが、100億年以上前の太古に、鉄などの重元素が宇宙全体にばらまかれた時代があり、それが現在宇宙に存在するほとんどの重元素の起源であることを確認しました。 鉄などの重元素は、宇宙の始まりであるビッグバンの時点では存在せず、星の中で合成されたのち、その星が最後に超新星爆発を起こすことで周辺の空間に拡散します。宇宙誕生から約30億年後(いまから約110億年前)に、星が大量に誕生し、星の大集団、銀河がたくさん生まれたと考えられています。星々で生まれた重元素が銀河の外まで運ばれることは知られていましたが、この時代の重元素が銀河の中や近くにとどまっていたのか、あるいは銀河間空間をはるか遠方にまで大きく広がったのかについては知られていませんでした。全宇宙の鉄などの重元素の多くが生成されたこの時期、その重元素がどのように宇
「金環日食」などが大きな話題になった2012年に続いて、2013年も「ペルセウス座流星群」「アイソン彗星」といったさまざまな天文ショーが楽しめるそうです。普段は宇宙について学ぶ機会があまりないという人も、これらの“ショー”をきっかけに、宇宙の神秘さに触れてみたくなることがありますよね。宇宙の“すごさ”を体験できる6つのサイトを紹介します。 ■ 太陽系の惑星を知る「惑星の旅」 ▽ http://jvsc.jst.go.jp/universe/planet/ 独立行政法人科学技術振興機構が運営するWebサイト「JSTバーチャル科学館」では、太陽系の惑星を解説するコンテンツ「惑星の旅」を公開しています。探査機が捉えた200点以上に及ぶ惑星の写真を、ナレーターによる解説とともに楽しめます。フルスクリーンで見る惑星の写真は、圧倒的な迫力です。各惑星を目指した探査機の歴史や、「人類はなぜ土星を目指すの
10月21日(木)の夜から22日(金)の早朝にかけてピークを迎える「オリオン座流星群」。これに合わせて、気象情報提供サイト「ウェザーニュース」では今夜、流星の様子を生中継します。 ▽ オリオン座流星群2019を楽しもう!|ウェザーニュース ウェザーニュース上の特設サイトで生中継される「オリオン座流星群」。放送は、ピークが予想される10月21日(木)の23:00~25:00の間です。中継スポットは、観測に適した全国7か所。銀河の森天文台(北海道足寄郡陸別町)、小岩井農場まきばの天文館(岩手県岩手郡雫石町)、上越清里星のふるさと館(新潟県上越市)、SHIRASE(千葉県船橋市)、綾部市天文館(京都府綾部市)、美星天文台(岡山県井原市)、コスモス花宇宙館(長崎県諫早市)です。サイトでは各所からの中継動画を自由に閲覧できるほか、観測者のコメントを知ることもできます。 オリオン座流星群は、毎年10月
30年にわたったスペースシャトル計画に幕を閉じた7月21日。最後のスペースシャトル「アトランティス」の帰還を待つ米航空宇宙局(NASA)の管制室では、日本の個人が趣味で作ったWebアプリが大型スクリーンに映し出されていた。その心境を作者がブログにつづっている。 Googleマップ上に国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡の軌道をリアルタイムに表示する「GoogleSatTrack」(GST)の作者、柏井勇魚さんは、帰還への軌道離脱噴射指令をアトランティスに出すNASA管制室の大型スクリーンに、見慣れた画面が映っているのに気付いた。 すぐに自ら開発したGSTだと思ったものの、信じられなかったという。「いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている。これで信じろという方がおか
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月22日(土)、国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機(H-IIB・F2)を、種子島宇宙センターから打ち上げました。この打ち上げの様子が、YouTube公式チャンネル「jaxachannel」で公開されています。 ▽ JAXA|ミッション写真・動画 ▽ JAXA|H-IIBロケット2号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の打上げ結果について 国際宇宙ステーションへの物資輸送のために打ち上げられた「H-IIB・F2」は、無事打ち上げに成功し、打ち上げから約15分13秒後に「こうのとり」2号機を分離しました。今回公開された動画には、打ち上げの瞬間やロケットが青空の中を飛んでいく姿、分離の様子などが撮影されています。 無事に飛び立ったH-IIB・F2の光景にはてなブックマークのコメ
長期滞在のクルーとして、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士・野口聡一さん。Twitterを使って仕事の様子を投稿している野口さんですが、宇宙からの写真も度々投稿されます。中でも人気が高いのが、日本の夜の写真。昨日も札幌、東京、名古屋、大阪の写真が投稿され、大きな反響を呼びました。 ▽Sapporo night. on Twitpic まず投稿されたのが札幌の様子。白く強い光を中心として、クモの足のように光が伸びています。 ▽3時間前の東京、山手線の駅が見えます! on Twitpic 次は首都・東京。やはり札幌に比べると明るい部分が多く、渋谷や新宿、池袋と思われるエリアは特に強い光を放っています。“眠らない都市・東京”の名にふさわしい光景ですね。 ▽どないでっか、大阪! on Twitpic 続いては西の大都市・大阪。やはり梅田周辺のキタ、難波周辺のミナミエリアの繁華街が特に明る
くじら座タウ星系のイメージ、手前にあるのが「第2の地球」の可能性がある惑星=J.Pinfield for the RoPACS network at the University of Hertfordshire,2012. 【田中誠士】英米豪などの研究チームが19日、地球から約12光年先に「第2の地球」の可能性がある惑星を発見したと発表した。太陽系外で生命が存在する可能性がある惑星としては、これまで発見された中で最も地球に近い。 研究チームは、肉眼でも見える秋の星座「くじら座」のタウ星に、地球の重さの2〜6倍の五つの惑星があることを発見。その一つが、生命の存在に欠かせない水が液体として存在できる「ハビタブルゾーン」という領域にあることを確認した。地球の5倍ほどの重さで大気が存在する可能性があるという。タウ星との距離は太陽と金星ほどで公転周期は約168日。 研究チームは三つの異なる観
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く